【WWE】RAW(3月18日・日本時間19日/ノーリー)
負傷した相手に容赦ないヒザ攻撃を加え、不気味な笑みを浮かべ高笑い。“妖精”と呼ばれた女子レスラーの狂気の変貌ぶりにタッグパートナーもドン引き。快勝するもそこには笑顔はなかった。
キャンディス・レラエ&インディ・ハートウェルとカタナ・チャンス&ケイデン・カーターのタッグマッチでの問題シーン。先週いきなり怖いお姉さんに変貌を遂げた“とげとげフェアリー”ことキャンディスが今週も不穏な行動を連発した。
ゴング前から目つきが鋭いキャンディスは、リング上で試合中のインディの背中を叩き「タッチよ、変わりなさい」とふてぶてしくリングインすると、ケイデンを背後からボッコボコに殴る荒々しい攻撃。これには解説の料理系TikTokerのもりおも「乱暴ですねぇ(笑)」と苦笑い。
その後、カタナとインディが攻防中にカタナが着地に失敗し右ヒザを負傷すると、キャンディスが再び強引にタッチを成立させスライディングキックでケイデンを排除。こともあろうかカタナが痛めているヒザを鉄柱にクラッシュさせる。
悶絶するカタナを見てもりおが「えっ、酷い…」と絶句するなか、今度はヒザをあらぬ方向にグニャリと曲げる逆エビというよりは“ヒザ殺し”。血も涙もない攻撃にカタナは耐えきれずタップアウトした。
この残虐超人も真っ青な攻撃に、タッグパートナーのインディも「えっ、あいつマジ…」とコーナーで顔をしかめるが、当のキャンディスは「どや、勝ったど」とニヤリ悪い笑顔を浮かべる。
この冷え冷えとした空気に実況の藤沢俊一郎アナウンサーが「あれ?インディ引いてません」と指摘すると、もりおも「全くいいとは思ってませんね…」と唖然。ファンも「キャンディスどうしたw」「悪いやつ」「相棒ドン引き」「悪の妖精だ」と驚きの言葉が並んだ。
先週おちゃらけ美人・マキシン・デュプリに「お前、真面目にやれよ!」と一喝して泣かせた恫喝事件に続き、今週は良心の欠片もない徹底的なヒザだけを狙う冷徹な攻撃。しかも勝利後も負傷した相手をさらに煽る最悪マナーのキャンディス。“妖精”のニックネームとは裏腹に、マジで闇堕ちする5秒前といった様子だった。(ABEMA/WWE『RAW』)