【北中米ワールドカップ・アジア2次予選】日本代表 1-0 北朝鮮代表(3月21日/国立競技場)
あわや失点のピンチを類まれなる身体能力でシュートに飛びつき、指先で防いだ。日本代表GKの鈴木彩艶が、北朝鮮代表FWの放ったミドルシュートをスーパーセーブ。これにはファンからも「よく触った!」など絶賛の声が挙がった。
日本代表はFIFAワールドカップ2026アジア2次予選 兼 AFCアジアカップサウジアラビア2027予選の第3節で、北朝鮮代表と国立競技場で対戦。2分にMF田中碧が先制ゴールを挙げたものの追加点を奪えない中、後半早々に大ピンチを迎えた。
47分、北朝鮮代表が日本陣内にロングボールを送り込むと、ボックス手間からポストプレーで落としたボールをFWハン・グァンソンが左足で強烈シュート。これに反応した日本代表のGK鈴木が指先でわずかに触ると、ボールはゴールポストに直撃した。こぼれ球に反応した伊藤洋輝が足をかけられてファウル判定となり、このピンチを防ぐことに成功した。
これにはファンもSNS上で、「よく触った!」「触ったからポストなんだよ!」「ポストあっぶね」「ザイオンやるやん!」「ザイオン触ってたのかありがとう」「よ〜触ったな」と絶賛の声が挙がった。
鈴木は1〜2月のアジアカップでグループリーグから準々決勝まで5試合連続失点を喫し、ミスの目立ったため大きな批判も浴びた。それでも森保一監督は重要なW杯予選でゴールマウスを任せ、鈴木もAマッチ6試合ぶりのクリーンシートと期待に応えてみせた。