3月21日より順次放送中のアニメ「うる星やつら」第34話では、温泉マーク（CV：三宅健太）が校長（CV：大塚芳忠）の“裏の顔”を想像した。イメージ上の校長は、顔が描かれた後頭部を相手に向けて喋り、「裏の顔（物理）」「後頭部で喋る怪生物にするな」とおもしろがる視聴者が絶えなかった。
アニメ「うる星やつら」は、数々のヒット作を生み出してきた大物漫画家・高橋留美子氏のデビュー作が原作。小学館創業100周年を記念し、2022年10月から４クールにわたってテレビアニメ化されている。ガールハントが趣味の諸星あたる（CV：神谷浩史）と、彼に恋する鬼族の美少女・ラム（CV：上坂すみれ）を描いたドタバタラブコメディだ。
前回放送の第33話では、あたるが幽霊の望（CV：石見舞菜香）を成仏させるために、彼女とデートをすることになった。すると望は、あたるに手編みのマフラーや帽子、編み途中だったセーターなどをプレゼントした。季節は夏で、あたるはセーターまではさすがに着たくないと逃げ出そうとした。しかし望が「これは無理に着てもらわなくても。その、編みかけだから……途中で死んじゃったから」と話すと、受け取ったセーターを着てデートを始めた。
あたるの優しい行動に、視聴者からは「いいヤツや……」「こういうところ本当に好きだわ」「あたるの人の良さがよくわかる名エピソード」と称賛が寄せられていた。
最新話の第34話「校長殴打事件／秘密の花園／涙の家庭訪問 地獄の諸星家編」では、あたるやラムたちが騒ぎを起こした罰で校長室の掃除をしていた。すると突然「ばきっ！」と物音がし、校長がたんこぶを作って倒れていた。
教師の温泉はあたるたちの中の誰かが犯人だと疑うが、三宅しのぶ（CV：内田真礼）は「でも動機が無いわ」と反論する。温泉は普段は優しい校長に“裏の顔”があり、恨みを買ったのではと考えた。温泉の言葉を聞いたラムは、「裏の顔」と倒れていた校長の後頭部に顔を落書き。校長が恨まれる理由を温泉が予想し始めると、映像では校長が顔を描かれた頭を正面に向けて話していた。
ネット上では「裏の顔（物理）」「後頭部で喋る怪生物にするな笑」「校長の頭に顔描くなよ」と笑いを誘われる視聴者が相次いだ。
■第34話
「校長殴打事件」あらすじ：
毎度のこと騒ぎを起こす罰として、校長室の掃除をすることになったあたる、ラム、面堂、しのぶ、竜之介。それぞれバラバラに壁の方を向いて掃除をしていると、「ばきっ！」と物音が。振り向くと、頭にたんこぶができた校長が、こたつに入ったまま仰向けに倒れていた！
「秘密の花園」あらすじ：
ランが宇宙船の前で花に水をあげていた。ラムとテンがその上空を通りかかり、ランに声をかけるとランの口には絆創膏が貼られていた。ランが水をあげていたリュウゲンビレアという花は、美しいけど恐ろしい花らしく…。
「涙の家庭訪問 地獄の諸星家編」あらすじ：
頭に包帯を巻き、腕を三角巾で吊り、木の棒を杖にヨロヨロ歩く満身創痍の温泉マークが、家庭訪問に向かう次の家は諸星家。なんとか諸星家にたどり着いたものの、温泉マークは、玄関で倒れてしまった！
(Ｃ)高橋留美子・小学館／アニメ「うる星やつら」製作委員会
