【明治安田J1リーグ】京都サンガF.C.2-3横浜F・マリノス(3月17日/サンガスタジアム by KYOCERA)
チームを束ねるキャプテンの紳士な対応にほっこりする一幕となった。試合中に審判が京都サンガF.C.の選手と接触するというアクシデントが発生したが、直後に横浜F・マリノスのキャプテン喜田拓也が審判を気遣うように優しく話しかけるシーンが話題となっている。
注目のシーンは2-2で迎えた48分だった。自陣深くまで攻め込まれた横浜FMだったが、ボックス手前の位置で京都DF麻田将吾がファウル。直後にポジションに戻ろうと走り出した麻田と、主審を務めた川俣秀氏が正面衝突してしまい、主審は倒れてしまった。立ち上がった主審は一度笛を吹き、どこか痛そうな様子で数秒俯いているところに横浜FMキャプテンの喜田がそっと寄り添い背中に手を当てて気遣う素振りを見せた。
このキャプテンの行動にファンは「転倒した主審を気遣える喜田」「さすが」「主審のとこにすぐ行く喜田さん」「主審にも優しいキー坊」「気遣いが素晴らしい」「そゆとこ好きだよ」「優しくて紳士なところが素敵だ」と紳士的な行動に賞賛の声が挙げられた。
幼少期から横浜F・マリノス一筋、プロキャリア13年目の頼れるキャプテンが見せた気遣いに、スタジアムも画面越しの視聴者もほっこりする一幕となった。
試合は3-2で横浜が京都との撃ち合いの末に勝利。今シーズン2勝目を飾った。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)