【WWE】RAW(3月18日・日本時間19日/ノーリー)
因縁女子が凶器OKの特殊ルールによる完全決着戦で激突。椅子や竹刀などで殴り合う壮絶な内容に実況も思わず「もうこれ以上はやめてくれ!」と叫ぶ異例の事態。極めつけは椅子の足による首絞めからの、130キロボディによる“わがまま巨尻”圧殺攻撃だった。
WWE『RAW』でベッキー・リンチとナイア・ジャックスによる、完全決着戦“ラスト・ウーマン・スタンディング・マッチ”が行われた。
過去にはベッキーが、ナイアの過激な攻撃で鼻を粉砕骨折するなど深い因縁が続いている両者。過去1度もナイアに勝利してないベッキーにとっては、4月の『レッスルマニア』での女子王座挑戦が決定している今クリアしなければならないナイア戦に、ついに「凶器使用OK、どちらかがノックアウトするまで戦い続ける」禁断のルールを持ち込んだ。
試合はベッキーがスピードを活かした先制攻撃を見せるが、ナイアが軽々とファイヤーマンズ・キャリーで鉄柱とフェンスを往復するクラッシュ攻撃。圧倒的パワーの差を見せつける。
さらにナイアはパワーでの蹂躙だけでは飽き足らず、“使えるものは使う”とリング下からパイプ椅子を次々と投げ込みリング中央へ。ベッキーも必死に抵抗してフィニッシャーの「マンハンドル・スラム」を狙うも簡単に剥がされてリフトから、椅子の山にサモアン・ドロップを落とされて悶絶。この日の解説・料理系TikTokerのもりおも思わず「痛ったい…」と声を漏らした。
ベッキーのトップロープのダイブに、ナイアはパイプ椅子フルスイングで対抗するなどエグい攻撃。さらに巨体を使って上から下へ椅子を振り回してベッキーを殴りつけ、さらに竹刀を取り出しボッコボコに殴打。
実況の藤沢俊一郎アナウンサーの「ナイア・ジャックスは凶器の使い方に躊躇がないですよね…」という言葉に、もりおも「笑いながら使ってますよね…」とその残虐性に言及。その後も椅子で殴り続けるナイアに藤沢アナウンサーが思わず「もうこれ以上はやめてくれ!」と異例の懇願コメントも飛び出した。
しかしナイアの残虐ショーはこれで終わらなかった。パイプ椅子を開いて足の部分でベッキーの首を締め付けると、椅子にドカッと130キロ超えの“わがまま巨尻”を乗せて着席攻撃。ファンからは「椅子が壊れる…」「絶対動けないやんw」と絶望コメントが並んだ。
その後もリング下での凶器合戦など仁義なき女同士の戦いが続き消耗戦に発展。試合はベッキーが高いラダーの上からテーブル上のナイアにギロチンを叩き込み、長年の因縁マッチを終わらせるノックアウト勝利を飾った。(ABEMA/WWE『RAW』)