【ラ・リーガ】アトレティコ・マドリード0-3バルセロナ(日本時間3月18日/エスタディオ・シビタス・メトロポリターノ)
まさに瞬き厳禁の退席処分が下された。40分に主審への抗議でイエローカードを提示されていたチャビ・エルナンデス監督が、わずか1分後に別判定への抗議でサンチェス・マルティネス主審からレッドカードが。怒りが収まらなかった指揮官への退席処分が言い渡された。
42分に問題のシーンが訪れる。バルセロナMFイルカイ・ギュンドアンが相手のボックス付近でボールを奪取するも、ファウルの判定となり笛が吹かれる。これには近くにいた選手たちが「ボールに行っただろ!」と揃ってジャッジに頭を抱えていた。
判定に納得がいかなかったのはチャビ監督も同じ。1分前にレヴァンドフスキが倒されたことへの抗議で主審からイエローカードを受けていたことから、フラストレーションは限界に。呆れ返った笑顔で右腕を回し「さすがだよ!」といったジェスチャーで皮肉混じりに反応した。
一度はプレーが続行されるも、その間にもチャビ監督は抗議を続けていたのだろう。サンチェス・マルティネス主審から2枚目のイエローカードが提示され、退席処分に。解説を務めていた安永聡太郎氏は「これは、ベンチのスタッフワークのところで止めておいて欲しかった」と苦言を呈した。
試合はその後、アトレティコ・マドリードから1点リードを奪っていたバルセロナが2点を追加して勝利したが、チャビ監督は2試合のベンチ入り禁止のほか、罰金などが科された。
(ABEMA de DAZN/ラ・リーガ)