【WWE】SMACKDOWN(3月22日・日本時間23日/ミルウォーキー)
長らく戦線離脱していた殿堂入りレスラーが大復活。アラフィフとは思えない華麗な大技を連発するレジェンドが話題となり、驚きの声があがっている。
数か月ぶりに戦線復帰したレイ・ミステリオが、離反した元弟子サントス・エスコバーとシングルマッチで対決。その高い身体能力を見せ復活をアピールした。
故障離脱の原因となった襲撃事件の首謀者エスコバー相手に、ミステリオはいつになくラフファイト中心の荒っぽい“お仕置き”モード。場外へ高さのあるプランチャを敢行した攻撃を皮切りに、リング内でのシッティングセントーン、クローズライン連発とミステリオがペースを握る。
解説の『週間プロレス』井上光記者も「動きがいいですね。復帰戦とは思えない」と仕上がりのいいミステリオを賞賛するなか、セカンドロープからふわりと浮遊するライオンサルトを放つと、井上記者は「おお、美しいー!ビールが進みますね」と言及。ファンからも「50前の人間とは思えない」「凄い49歳だ」「まだまだ動ける」などの反応が続々寄せられた。
ミステリオはエスコバーが放った「老いぼれ!」のひと言にもキレたか、テーブルに何度も叩きつけるなど大暴れ。さらにテーブル上からフェンス前のエスコバーに向かい、場外でもシッティングセントーンを敢行し、いつになく怒りを全面に出した。
試合は終始ミステリオのペースだったが、ミステリオのマスクを被って謎の覆面レスラーが試合に介入。後に正体は勘当中の息子・ドミニクだと判明したが、気を取られているうちにエスコバーに掟破りの『619』を喰らい、続くファントム・ドライバーでカウントスリーを献上。内容的にはレイ・ミステリオの復活を実感するも、悔しい敗戦となってしまった。
(ABEMA/WWE『SMACKDOWN』)