【国際親善試合】フランス代表 0-2 ドイツ代表(日本時間3月24日/パルク・オリンピック・リヨン)
まさに「わかっていても止められない」衝撃のスピードで、スーパースターがスタジアムを沸かせた。フランス代表のFWキリアン・エンバペが、ドイツ代表のDFヨシュア・キミッヒを圧巻のスピードでぶち抜いたのだ。このマッチアップにSNSでは「見応えあるな」「すげえレベル」と大盛り上がりの様子となった。
注目シーンは37分だった。左サイドに位置したエンバペは、MFアドリアン・ラビオからパスを受ける。フランス代表の王様は、目の前のキミッヒに対してキミッヒに迷うことなく仕掛けると、アウトサイドでボールをタッチしながら中にいくと見せかけて一気にギアを入れる。一瞬のスピードで縦をぶっちぎると、左足でクロスを上げてチャンスを演出した。
このプレーにネット上のファンは歓喜。「エンバペとキミッヒのマッチアップすげえレベル」「この対決見応えあるな」「エンバペ速いwww」「エンバペはドリブルでスピード乗ったら格が違う」「踊るようにドリブルするやん」「怪物やな」「エンバペのマッチアップにキミッヒぶつけんのなかなかおもろいな」など、名手キミッヒとのマッチアップが話題となった。
試合は開始7秒でドイツ代表のMFフロリアン・ヴィルツにミドルシュートを決め、48分にはFWカイ・ハヴァーツに追加点を許し、フランス代表が0-2で敗戦した。
スタッツサイト『FotMob』によると、フル出場したエンバペはシュート2本、タッチ数63回、パス成功率71%、ドリブル成功率44%と一見するとパッとしない結果に終わったが、数値以上にボールを持った時のクオリティーと期待感はさすがだった。
(ABEMA de DAZN/国際親善試合)