【国際親善試合】フランス代表 ０－２ ドイツ代表（日本時間３月24日／パルク・オリンピック・リヨン）
両利きの快速ウインガーが圧巻のドリブルテクニックで、ドイツ代表の守備網を崩壊させた。フランス代表のFWウスマン・デンベレの変態的な連続突破に、ファンも「滑らかすぎでしょ」「バケモノかよ」と大興奮していた。
22分だった。右サイドでボールを受けたデンベレが、ドイツ代表のDFマクシミリアン・ミッテルシュテットとの１対１からボックス内へとカットイン。左足を振りかぶりキックモーションに入ったところで相手の足が伸びてきたが、実はこれはフェイク。鋭い切り返しで、ミッテルシュテッドの逆をついて縦に突破し、最後は右足で低弾道のクロスを送り込んだ。
このボールは相手にクリアされてスローインとなったが、直後に再びデンベレ劇場が開幕。ボールを受けると、またもミッテルシュテットを相手に、左右に身体を揺らしながら細かいタッチでタイミングを測って、今度も縦に突破。FWキリアン・エンバペのシュートを呼び込むクロスを上げるなど、わずかな時間で二度も相手の守備を崩壊させたのだった。
圧倒的なスピードに加えて、実質的に両利きのデンベレがどちらの足でボールを操るのかまったく予測がつかないため、相手の対応も後手に回らざるをえない状況。これには解説の林陵平氏も「デンベレの両利き感がすごいですね。このキックフェイントは引っかかりますよ」と絶賛していた。
このプレーにSNSでは、「デンベレのドリブルえぐいて」「ドイツがちんちんやん」「なんか特殊なドリブル」「バケモノかよ」「ミッテルシュタットじゃきつい」「デンベレのドリブルはやっぱり止めれないな」「滑らかすぎでしょ笑」「両利きはリズム掴めきれないよ」「異次元だわ」「個の怖さが想像以上にイカれてる」などのコメントが寄せられた。
デンベレの活躍で多くのチャンスを作ったフランス代表だったが、ゴールは奪えず。逆にドイツ代表に開始７秒でフロリアン・ヴィルツにミドルシュートを決められたうえ、48分にはFWカイ・ハヴァーツに追加点を許して、０－２で敗れている。
（ABEMA de DAZN／国際親善試合）
