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【映像】松井裕樹がピッチクロック違反に戸惑う瞬間

昨季より導入され、今季も様々な形で話題となっているMLBのピッチクロック。

【映像】松井裕樹がピッチクロック違反に戸惑う瞬間

これは試合時間の“時短化”を目指す方策として取り入れられているものだが、NPBでは採用されていないとあって、このルールに不慣れなMLB1年目の選手のみならず、何年もMLBでプレーしている選手でも違反をカウントされるケースが後を絶たないが、そんなピッチクロックについて、元MLBの川﨑宗則氏が言及した。

3月24日にABEMAで放送された『ABEMAスポーツタイム』では、3月20日に韓国・高尺スカイドームで行われたサンディエゴ・パドレス対ロサンゼルス・ドジャースの開幕戦を、様々な角度から取り上げ、深堀りする形で紹介することとなったが、その中で、開幕戦で登板したパドレス・松井裕樹のピッチクロック違反のシーンがVTRで紹介されると、見解を求められた川﨑氏は、「松井投手は去年、楽天のときは平均30秒です。30秒かけて投げるっていうのが松井選手。彼が一番長いんです。」と、松井は昨季までプレーしていたNPB・東北楽天ゴールデンイーグルス時代に、投球1球あたりにかける時間がとりわけ長い選手であったことを説明。川﨑氏によると、松井は30秒の時間を要するとのことだが、MLBのピッチクロックでは、ピッチャーがボールを受け取ってから投球動作を開始するまでの制限時間は、走者ありの場面で20秒、なしの場合は15秒と、いずれも松井の平均時間からすればかなりタイトなものであるため、その対応に苦慮したとしても、何ら不思議ではないことであるとした。

今季からMLBでプレーする以上、松井にもピッチクロックに慣れる必要があることも事実。とはいえ、松井の“30秒”の中には、本人なりのルーティンや、打者との駆け引き上、重要となる“間”などが含まれていることから、一朝一夕にはいかないというのが正直なところ。そのため、ピッチクロックへの対応方法について訊ねられた川﨑氏は、「本人の中で、ブルペンで練習ですよね。普段の練習から、もう、そういう練習をして。どんどんどんどん早く。自分の今のペースを。どんどん削っていったと思うんですけど、やっぱり初球とられましたよね。緊張感もあったし、やっぱり初めての開幕で投げるっていうこともあって、ちょっと緊張したんですけど、その後は冷静でしたよ。」と、ひたすら練習を重ね、細かく調整するという地道な方法で松井が対応し、開幕までに間に合わせたと推測されるものの、初登板の緊張などから、今回の違反に繋がったものの、そこで動揺して投球リズムを崩すこともなく、持ち直したことから、今後については問題はないという見方を示すこととなった。

(ABEMA『ABEMAスポーツタイム』)

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