【映像】短い助走からGKの逆を突く高速シュート
【映像】短い助走からGKの逆を突く高速シュート

【国際親善試合】イングランド 2-2 ベルギー(日本時間3月27日/ウェンブリー・スタジアム)

【映像】短い助走からGKの逆を突く高速シュート

 長いトンネルを抜けて待望のイングランド代表初ゴールを記録した。イングランド代表FWイヴァン・トニーが自ら得たPKを冷静にゴール左隅に蹴り込んだ。このゴールにSNSでは「意外と初ゴールなんか」「おめでとう」と祝福の投稿が多く見られた。

 待望の瞬間はイングランド代表が0-1と追いかける展開で迎えた14分だった。攻めるイングランドは相手内中央の位置でボールを受けたMFジュード・ベリンガムがDFライン裏へスルーパスを送る。これに素早く抜け出したFWイヴァン・トニーがベルギー代表DFヤン・フェルトンゲンに後ろからボックス内でタックルを受け倒れる。フェルトンゲンは必死に「やってない」と猛抗議を続けたが主審はPKの判定を下した。このPKを倒されたトニーが自らゴール左に冷静に蹴り込み、待望の代表初ゴールを記録した。

 このゴールにSNSでは「トニーやっと」「意外と初ゴールなんか」「トニー初ゴールおめでとう!」トニーすげぇ簡単に蹴ってPK決めるじゃん」「トニーPKうまいな」と代表初ゴールを祝福する投稿が多く見られた。

 トニーは2022年に賭博規則違反の疑いでイングランドサッカー協会(FA)から告発されると、232件の違反を認め、23年5月16日から8か月の出場停止処分と5万ポンド(約860万円)の罰金処分が下されていた。

 23年3月に代表初デビューを飾った矢先の出場停止処分で、約1年という長いブランクを経て待望の初ゴールとなった。

 トニーは『スカイスポーツ』のインタビューで「ファンは僕を応援してくれていた。試合に出ていないときでさえも、僕の名前を歌っていた。友人はファンが僕の名前を歌っている動画を送ってくれた。彼らが僕のいないときであっても応援しているとわかったことに鳥肌が立った」とファンへの感謝の思いを口にしている。

 そんなトニーだが実力は確かなもので、昨シーズンはリーグ戦33試合で20ゴール4アシストを記録。今シーズンは1月20日のノッティンガム・フォレスト戦で出場停止処分から復帰を果たすといきなりゴール。そこから10試合連続スタメンフル出場で、すでに4ゴールを記録しその決定力の高さを証明する活躍を見せている。

 試合はトニーのゴールとベリンガムの終了間際の劇的ゴールで2-2の引き分けで終了。8カ月の長いトンネルから抜け出したトニーが夏に行われるユーロ2024で暴れるのか、その活躍に注目だ。
ABEMA de DAZN/国際親善試合)

配信コンテンツ | DAZN Japan
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