【映像】DF2人の間を抜く右足インサイドシュート
【映像】DF2人の間を抜く右足インサイドシュート

【国際親善試合】イングランド 2-2 ベルギー(日本時間3月27日/ウェンブリー・スタジアム)

【映像】DF2人の間を抜く右足インサイドシュート

 聖地ウェンブリーでまさかの連敗が目の前に迫っていた。そんなスリーライオンズを窮地から救ったのが新星10番だった。イングランド代表のMFジュード・ベリンガムが試合終了直前に値千金の同点ゴールで敗北の危機から救うと、SNSでは「本当に華があるな」「スーパースターだな」と絶賛の声が上がった。

 衝撃のシーンはイングランド代表が1-2と追いかける展開で迎えた90分+4分だった。アデショナルタイム目安の4分をまわったところで、イングランドが自でFKを得ると、GKジョーダン・ピックフォードが相手ゴール前めがけてロングボールを蹴り込む。DFルイス・ダンクがヘディングで競り勝ち、ゴールラインギリギリでFWオリー・ワトキンズが粘りボールを残すと、これを受けたMFジェームズ・マディソンが狭い局面を縫うようにラストパスをマイナスに送る。これをボックス内でフリーで受けたMFジュード・ベリンガムが、華麗なワンタッチから右足を振り抜きゴールへ突き刺した。

 衝撃の同点弾にSNSでは「本当に華があるな」「スーパースターだな「ロスタイムの王様やん本物だ」「10番ベリンガムかっこよすぎ」「代表でもATにゴール決めてるのおかしいだろ今期何度目だよ」と絶賛の嵐となった。

 ベリンガムは今季、所属するレアル・マドリードでアディショナルタイムの劇的ゴールを何度も決めている。ヘタフェ戦で95分、ウニオン・ベルリン戦94分、バルセロナ戦92分、そしてこのベルギー戦で4ゴール目となった。類まれなフィジカルと技術に加え、弱冠20にして逆境での勝負強さまで兼ね備える、パーフェクトプレイヤーだ。

 試合はこのゴールの直後に2-2で試合終了。聖地ウェンブリーでの連敗の危機からチームを見事に救った新10番、ジュード・ベリンガムから今後も目が離せない。
ABEMA de DAZN/国際親善試合)

配信コンテンツ | DAZN Japan
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