【プレミアリーグ】ニューカッスル 4-3 ウェストハム(日本時間3月30日/セント・ジェームズ・パーク)
避けるのが不可能なタイミングで背後から足が伸びてきた。ウェストハムのMFカルヴィン・フィリップスが、自陣ボックス内でクリアを試みたが相手の足を蹴ってしまいPKの判定。これにはファンからも「これでPKはないわ」「こんなんでPKあったらサッカーが終わるぞ」と疑問の声が上がっている。
問題のシーンは、ウェストハムが3-1リードして迎えた74分だった。ニューカッスルが右サイドからクロスボールを上げ、シュートとブロックが繰り返される混戦に。最後のシュートのこぼれ球をウェストハムのフィリップスが大きくクリアしようとキックモーションに入った瞬間、ニューカッスルのFWアンソニー・ゴードンが背後から足を出した。
ボールを蹴るつもり振り抜いたフィリップスだが、自分の足とボールの間に後ろから入ってきたゴードンの足を蹴り上げしまう。ゴードンは悶絶して倒れた。VAR(ビデオアシストタントレフェリー)、そしてOFR(オンフィールドレビュー)を経てPK判定となった。
この判定にABEMA視聴者は、「どうやって避けるんだ」「これでPKはないわ」「割り込みキックか」「これはないだろ」「クリアしようとしたら足がきた」「こんなんでPKあったらサッカーが終わるぞ」「意図的じゃないし、ゴードンが悪くね?」と判定に疑問のコメントが多数寄せられた。
また、SNSにも「これはフィリップス可哀想だわ、ゴードンはボール触れてねえし謎」「完全貰い事故」「ゴードンはボールにいってない」「これでPKなるのは納得いかないなー」「ゴードンとフィリップスのところのPKは何回見てもボール触れてないし、なんなら後ろから足引っ掛けたみたいなもんでしょ」など、同じく否定的な声が目立った。
解説のベン・メイブリー氏は、VARチェック中に「ゴードンはボールに触ってもいないし、キープもできていないのでおそらくPKではないと思います」とコメントしていた。しかし、OFRで確認した主審の判定は違った。
ウェストハムはこのPKをアレクサンデル・イサクに決められ1点差に詰め寄られると、その後に途中出場したニューカッスルのFWハーヴィー・バーンズに2ゴールを奪われる。疑惑のPK判定で試合の流れが完全に変わり、最終的に3-4で大逆転負けを喫している。
(ABEMA/プレミアリーグ)