【写真・画像】「友達推し活」ってナンだ?手の届かない存在から対象が変化? 「誕生日を直接祝えるのがどれだけ幸せか」 “尊さ”は減る? 1枚目
【映像】「あぁぁぁやばい、好き!」 “友達推し活”の実際の様子
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 3月に発表されたStudyplusトレンド研究所の調査で、中高生の80%以上が「推し活中」と回答するなど、世は空前の「大推し活時代」。一般的にその相手は、アイドルや俳優、声優など手の届かない尊い存在をイメージするが、今若者の間でトレンドとなっているのが「友達」だという。

【映像】「あぁぁぁやばい、好き!」 “友達推し活”の実際の様子

 るんさん(20代女性)が推しているのは、10年来の友達・せおさん。元々普通の友達だったそうだが、どんな活動をしているのか。「通常の推し活は“本人不在生誕祭”が一般的だけど、私たちは本人しかいない誕生日会ができる。推しの誕生日を直接祝えるのがどれだけ幸せな空間か」と語る。他にも、グッズ制作や、部屋に祭壇、ひたすら写真を撮る撮影会なども。

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 「友達推し活」のリアルな実態について、『ABEMA Prime』で話を聞いた。

 2人は大学1年生の時にサークルで出会ったという。るんさんは「せおのカリスマ性がすごく、みんなの憧れの的だった。私もその1人だったところから、2年生になって誕生日と血液型が一緒だとわかって、距離が近くなり。趣味も合うし、一緒にお酒飲んだりするようになった」と説明。社会人になってから、世の中に「推し活」という言葉が流行し始めたことで、「同じ部分があるかも、お互いが推しなのかも、と自認するようになった」という。

 ネット上では、「推しは手の届かない存在。軽率に使うな」「単純に好き=推し で使ってるのかなあ」という声もあがる。通常の友達との違いについては、「憧れや尊敬の感情が大きいところ。最初は手の届かない存在だったので、仲良くなってからもまだ自分にないものをたくさん持っているなと感じる」と話した。

 せおさんは「皆さん推していただける人間だと思う」とるんさんをおすすめ。「ただ友達として仲が良いだけではなく、人に見てもらいたいなと。この番組に自分が出ているより、るんが出ているほうが本当にうれしい。こんなに幸せなことはない」と説明した。

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 そもそも芸能人などの推しはいたことがあるのか。せおさんは「アイドルは元々好きだった。大学生になってアルバイトするようになり、メンズ地下アイドルに貯金を溶かしたこととはある。その感覚と今は違う」と告白。

 友達推し活のメリットは「コスパ」だそうだ。アイドルなどより自由度や満足度が高い、身近な存在なのですぐに会えて連絡ができる、好きなようにプロデュースできる点が利点だという。一方で、「すぐに会えてしまうところはデメリットでもある。やはり尊さは半減してしまうのかな(笑)」とせおさんは語った。

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 タレントの山崎怜奈は推されることの多い立場だが、「何かを推す気持ちがまだわかっていない。友達から推し同士になったという、その関係のラベリングが変わったがすごいなと思う」との見方を示す。

 るんさんは「友達から始まっているので、こんなに言ってもらっていいんだろうかと、こそばゆい感じはある。ただ自分も言いたいので、“じゃあいっか”という関係になっている」と語った。(『ABEMA Prime』より)

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