【明治安田J1リーグ】ヴィッセル神戸6-1北海道コンサドーレ札幌(3月30日/ノエビアスタジアム神戸)
敵を薙ぎ倒しながら進む、人間ブルドーザーのようなドリブルをコンサドーレ札幌のDF中村桐耶が見せた。
31分、華麗なシャペウで武藤嘉紀・酒井高徳を軽々とかわした中村は勢いそのままに山口蛍も薙ぎ倒して進むものの、最後はタッチが大きくなったところを山川哲史にカットされた。ただややバランスを崩しながら前進していた中村と山川が最終的に接触。その際に山川の首に肘が当たってしまったようだ。また手前のところで山口の足も踏んでいて、約3秒間に計2名もノックアウトしてしまった。
解説を務めた橋本英郎氏は、「(山口の足を踏んだのは)かわした瞬間だと思うので、わざとではないと思う」と見解を述べている。ただ結果的に2人をなぎ倒した荒いプレーにファンは「なにしてんねん」、喉のあたりを打って倒れた山川ではなく先に倒れた山口を気遣う様子に「選手笑っちゃってる」「山川のほうに謝れw」などのツッコミがみられた。
この試合で中村は、35分にイエローカードをもらうなど、やや危ないプレーが多かった。今季は既に第二節の鳥栖戦でイエローカード2枚をもらって退場を記録している。荒すぎるプレーには、気をつけたいところである。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)