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【動画】ビルを傾けることができた理由(17分19秒ごろ~)

 イカサマだらけのパチンコ攻略のための秘策とは……!? アニメ「逆境無頼カイジ 破戒録篇」第19話で主人公・カイジ(CV:萩原聖人)が使った大胆すぎる“超裏技”こそ、原作屈指の人気エピソード「パチンコ沼」の魅力が詰まった一手と言えるだろう。

【動画】ビルを傾けることができた理由(17分19秒ごろ~)

 福本伸行氏によるギャンブル漫画の金字塔「カイジ」シリーズは、藤原竜也を主演とした実写版も大ヒットを記録し、近年は、「中間管理録トネガワ」などのスピンオフ作品も人気を集めている。2011年に放送された「逆境無頼カイジ 破戒録篇」は、テレビアニメ版の第2シリーズにあたり、原作の人気エピソード「パチンコ沼」編が描かれた。

 カイジが挑むパチンコ「沼」は1玉4000円というモンスターマシンで、成功すれば1日で6億という大金を手に入れることができる。しかし第一関門の“クギの森”、第二関門の“ブロック”、第三関門の“3段クルーン”などが玉の行く手を阻み、実質、攻略不可能なイカサマまみれの台だ。

 「パチンコ沼」編の魅力として、難攻不落の「沼」を突破するためのカイジたちのあの手この手の仕掛けが挙げられる。そして、第19話「奇跡の軌道」では、空前絶後の奇策がさく裂!元土建屋の坂崎(CV:二又一成)に「バカげてるが……天才的だっ……!」と言わしめた一手が事態を切り開いた。

 カイジが使った「沼」攻略の秘策とは、カジノの入ったビルごと台を傾けることだった。奇想天外な計画にミステリ作品の種明かし的なカタルシスを感じたファンも多いようで、ネット上では「完全にミステリのそれ」という声も。「やること壮大で面白かった」「地形を利用した頭脳戦のスケールがクソデカくて迫力が数段増し増し」「綿密に考えた作戦と偶然が重なり合って攻略していくの見てて止まらんかった」と称賛されている。

 なお、原作者の福本伸行氏は建設会社で働いた経験を持っている。そんなプロフィールを踏まえた上で「パチンコ沼」編最大のトリックを見返すと新たな発見があるかもしれない。

(C)福本伸行/講談社・VAP・NTV

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逆境無頼カイジ
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