最長幹事長・二階氏、なぜ存在感を放ち続けるのか?「中国とのパイプを一手に引き受けている」「和歌山にだけパンダがいるのも二階氏の力」 ABEMA的ニュースショー千原ジュニア,田中萌 2024/04/03 07:00 拡大する 一連の裏金問題を受けて、次期衆院選の不出馬を表明した、自民党の二階俊博元幹事長。その存在感の根幹にあるものは何なのか。ジャーナリストの青山和弘氏が解説する。【映像】二階元幹事長を巡る相関図 二階氏は1983年、44歳で初当選。田中角栄元総理の田中派に身を置くも、1993年に小沢一郎氏とともに宮澤内閣不信任案に賛成し、離党して新生党を結成した。その後、新進党、自由党、保守党、保守新党を経て、自民党へ復党する。小泉内閣で存在感を示し始め、経産大臣や総務会長、選挙対策局長と復党組としては異例の出世。2012年の第二次安倍政権が誕生し、派閥「志帥会」の会長となる。77歳で就任した幹事長職を2016年から5年以上務め、歴代最長となった。また二階氏は「親中派」としても知られる。尖閣諸島問題などで日中関係が冷え込んでいた2015年、二階氏は3000人の同行者を率いて訪中。習近平国家主席に安倍総理の親書を手渡し、その後の日中首脳会談を実現させた。 続きを読む