【ブンデスリーガ】バイエルン 0-2 ドルトムント(日本時間3月31日/アリアンツ・アレーナ)
バイエルンのFWハリー・ケインが、ドルトムントとのデア・クラシカー(ドイツ伝統の一戦)でまさかのシュートミスを犯した。スタジアムの観客も「何やってんだ!」といった様子のリアクションを見せ、SNS上のファンも「それは決めてくれー」と残念がっていた。
バイエルンが1点ビハインドで迎えた23分、ケインに決定機がやってきた。DFヨシュア・キミッヒがFWトーマス・ミュラーとのパス交換で右サイドを攻略し、ペナルティーエリア内にクロスボール。そのボールにケインがヘディングで上手く合わせた。
完全にフリーだったうえクロスも完璧だっただけに、普段のケインならこれで確実にネットが揺れるシーンだったが、シュートはまさかの枠の外へ。悔しさからかイングランド代表FWは勢いそのままにクロスバーに掴まってぶら下がる姿も印象的なシーンだった。
現地映像ではスタンドの男性ファンが「何やってんだ!」と立ち上がって激怒しているシーンが流れ、解説の風間八宏氏も「珍しく外しましたね」とコメント。SNS上のファンも「それは決めてくれー」「ケインこねええええええ」と残念がっていたようだ。
ケインは今季のブンデスリーガで得点ランクトップの31ゴールを記録。2位のセール・ギラシ(シュトゥットガルト)が23ゴールだけに圧倒的な数字だ。ただ、このデア・クラシカーではノーゴールに終わり、バイエルンも本拠地で10年ぶりにドルトムントに敗れている。