【明治安田J1リーグ】鹿島アントラーズ1-0ジュビロ磐田(3月30日/茨城県立カシマサッカースタジアム)
元日本代表の守護神の川島永嗣らの懇願も虚しく、PKの判定が覆ることはなかった。
ジュビロ磐田のSB松原后がハンドを取られ、この試合唯一の得点となるPKを与えてしまった。
0−0で迎えた前半30分、鹿島アントラーズのコーナーキックをDFの関川郁万がヘディングで折り返したボールが松原の手に当たったとして、鹿島アントラーズにPKが与えられた。松原は肩を主張するジェスチャーを見せ、川島永嗣らジュビロ磐田の選手も主審に抗議したが、判定が覆ることはなかった。
松原のプレーに対しては、解説の永井雄一郎氏が「こっちの角度だと、肩辺りにも見えます」と慎重にコメントした一方で、視聴者からは「これは当たってる」「あーあ当たっちゃったな」「みんな当たってないというけども」と判定に肯定的な反応もあった。角度によって見え方が変わる微妙なプレーだったが、両腕が高く上がっていたことが悪印象だったかもしれない。
最終的にジュビロ磐田はPKを鈴木優磨に沈められ、この試合を0−1で落とした。スタッツサイト『Sofascore』によると、ポゼッションはジュビロ磐田が46%に対して鹿島アントラーズが54%、ゴール期待値が2.03に対して1.70で、スタッツ上は互角に近い戦いを演じていただけに、悔しすぎる敗戦となった。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)