【プレミアリーグ】アーセナル 2-0 ルートン・タウン(日本時間4月4日/エミレーツ・スタジアム)
「これが世界トップクラス」と感じさせられる一発だった。ルートン・タウンに所属する日本代表DFの橋岡大樹が、アーセナル戦に先発出場。対峙したノルウェー代表のMFマルティン・ウーデゴールにワールドクラスの一発を浴びた。現地メディアからは「もっと何かできたのではないか?」と厳しい評価を受けている。
今冬にルートンに加入し、プレミアリーグで2度目の先発出場となった橋岡は、3バックの右でプレー。首位争いをするアーセナルに押し込まれる時間が続くなか、24分に決定的なシーンを迎える。
自陣でイングランド代表MFエミール・スミス・ロウにボールを奪われたことで、ルートンはカウンターを浴びる。橋岡は、ボックス内のFWカイ・ハヴァーツにボールが出たタイミングでカットインを警戒して、内側に絞ってカバーリングの準備をしていた。
しかし、ハヴァーツのカットインはおとりで、マイナスのボールを中央に入れると、そこに走り込んできたウーデゴールが左足一閃。慌ててブロックに入ろうとした橋岡を嘲笑うようなシュートがゴールネットに突き刺さった。左足アウトサイドキックでコースを突くゴラッソだった。
このシーンについてファンは、SNS上で「寄せが甘い」「橋岡はもう少し距離を積めたかったな」など橋岡のポジショニングを指摘する声がある。一方で「橋岡ノーチャン。ウーデゴールがうますぎた」「今の止めるのは無理やw」「あれは橋岡悪くない。あれで詰め甘いって言ってる奴は暴論すぎる」と擁護の声も多かった。
海外メディア『90MIN』の見方は厳しいもの。橋岡にチーム最低となる5点を与え、「ボールがネットに入るのを防ぐためにもっと何かできたのではないか?」と指摘している。
橋岡はその後、44分に痛恨のオウンゴールから2失点目を献上するなど散々な結果。なお、アーセナルの冨安健洋が73分から出場して日本代表対決が実現した試合は、ホームチームが2-0で勝利している。
(ABEMA/プレミアリーグ)