【明治安田J1リーグ】横浜F・マリノス 0-0 川崎フロンターレ (4月3日/日産スタジアム)
横浜FMのストライカーが突如、ピッチに座り込んでしまった。背番号7エウベルは、担架でピッチ外へ運ばれるとそのまま交代。自ら立ち上がってベンチへ歩いたものの、足を引きずる様子にはファンも「軽症でありますように」と願うほかなかった。
緊急事態が発生したのは64分のことだった。横浜FMがCKのチャンスをゴールにつなげられず、川崎Fのゴールキックとなった場面。横浜FMエウベルがエリア外で突然、膝をついて座り込んでしまったのだ。すぐさまアンデルソン・ロペスも駆け寄って容態をうかがったが事態は思わしくなく、すぐさま担架に乗ってピッチ外へと運び出された。
結局、エウベルはそのまま負傷交代となってしまった。
リプレイ映像で、直前に川崎FのFW遠野大弥と接触したシーンが映し出されたが、実況が「ひねりましたかね?」と伝えると、解説・佐藤寿人氏は「蹴られたようにも見える」と見解を示した。エウベルはピッチ外で起き上がって自らベンチへ向かったものの、苦悶の表情を浮かべ、足を引きずる姿にはファンも「負傷交代!?マジで!?」「エウベル心配…」「エウベル先生…軽症でありますように」「エウベル負傷はキツイ」と次々に心配した。
横浜FMはこの日、ゴールを奪えなかったなかで、終盤まで前線で推進力を見せていたのがエウベルだっただけに、チームにとって大きな痛手となるアクシデントとなった。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)