【コッパ・イタリア】ユヴェントス 2-0 ラツィオ(日本時間4月3日/ユヴェントス・スタジアム)
ラツィオのMF鎌田大地が、素晴らしい守備を見せた。72分から途中出場を果たしたユヴェントス戦(コッパ・イタリア準決勝ファーストレグ)の試合終盤に、見事なタックルでディフェンスに貢献したのだ。
88分、鎌田がアグレッシブな守備を披露する。ユヴェントスのCKのボールがペナルティーエリア外に流れると、日本代表MFがダッシュで追いかけていった。ボールはユヴェントスのFWティモシー・ウェアに拾われるものの、ドリブルでの仕掛けに対してスピードを上げながらしぶとくついていき、身体を張ったタックルで突破の阻止に成功した。
鎌田の守備での好プレーに対して実況の北川義隆氏は、「このあたりの守備はサッリ監督時代にはなかなかなかった」とコメント。ラツィオの監督交代によるプレースタイルとメンタル面の変化を指摘した。
2023年夏にラツィオに移籍した鎌田だが、マウリツィオ・サッリ前監督の信頼を掴めず今シーズン中盤以降はベンチを温めた。しかし、3月下旬に就任したイゴール・トゥドール新監督の下では序列が変わり、1試合目はスタメンで、この2試合目も20分弱のプレータイムを得ている。続くローマとのダービー(日本時間4月7日)でも、活躍に期待したい。
(ABEMA de DAZN/コッパ・イタリア)