【WWE】RAW(4月1日・日本時間2日/ブルックリン)
急にやさぐれはじめた“妖精”ことベビーフェイスの女子レスラーが、タッグパートナーに鬼の形相でブチギレ。強烈なすきま風が吹き荒れる様子にファンもドン引きした。
キャンディス・レラエ&インディ・ハートウェルとアイビー・ナイル、マキシン・デュプリが対戦。今WWE女子で一番気になる危険な空気をまとったキャンディスが、乱心を起こした最初の相手との再戦でついにタッグパートナーにブチギレ。不穏な空気が漂った。
数週間前にリング上で突然マキシンを罵倒しはじめ、"妖精キャラ"から性悪女に変貌を遂げたキャンディス。その後も「痛んだ相手の負傷箇所だけ攻撃」「レフェリーを騙して負傷者ムーブから逆転勝利」など次々とダーティーな戦いを繰り広げてきた。
この日もキャンディスがマキシンの髪の毛を掴み引き倒すと、ボッコボコに殴る喧嘩ファイトを発動。その後もコーナーへの叩きつけなど、えげつない攻撃。手段を選ばない戦いぶりに解説の週刊プロレス・井上光記者も「冷徹感とトゲトゲしさがあって怖い」とコメントするほどだ。
この試合ではその“トゲトゲしさ”が、長年組んできたタッグパートナーにも向けられてしまう。キャンディスがインディにタッチを求めるが「さっさとこいよ!」と命令口調。この態度に最近彼女の行動を良く思ってないインディも「何なのよ!」と遂に口論に発展。
タッチを拒否したインディが背を向けてキャンディスと声を荒げて会話するなか、背後のマキシンがドロップキックからスクールガールで丸め込み技アリのカウントスリーを奪取した。
不覚のフォールを許したインディは頭を抱え呆然とした表情。一方、敗戦に怒り心頭のキャンディスは鬼の形相でダッグパートナーを罵倒。両者の対照的な姿にファンも「ギクシャクだ…」「これは仲間割れ濃厚」「これでコンビ終わりか」と名コンビの解散がそう遠くないことを感じていたようだった。(ABEMA/WWE『RAW』)