【明治安田J1リーグ】横浜F・マリノス 0-0 川崎フロンターレ (4月3日/日産スタジアム)
迫力満点の打点の高いヘディングの直後、あわや鼻骨が粉砕骨折しそうなほどの顔面強打で大クラッシュとなった。横浜F・マリノスのDF上島拓巳がヘディングで競り合うと、相手の後頭部が顔面に直撃。このプレーにファンからは「本当に大丈夫か?」「さわやかな笑顔で戻ってる」と心配する声が挙がった。
注目のシーンはゴールレスで迎えた11分だった。川崎フロンターレのゴールキックが横浜FM陣内まで蹴り込まれると、上島と川崎FのFWエリソンが競り合った。上島が圧巻の大ジャンプでエリソンより先に飛びヘディングを試みたが、後からジャンプしたエリソンの後頭部が上島の顔面に直撃。顔面と後頭部を強打した両者は同時にピッチに倒れ込み大悶絶となった。
このプレーにファンは「上島がデュエル絶対負けないマンになってる」「今日の上島いいなぁ。エリソンに仕事させてない」「上島君、もう笑うてはるで…」「鼻粉砕してそうな当たりだったのに」「上島 本当に大丈夫か?さわやか笑顔で戻ってるけど」と何事もなかったかのように元気な姿でピッチへと戻った上島を心配する声が挙がった。
解説を務めた元日本代表の佐藤寿人氏と槙野智章氏は「高いですね」「高い!」と2人口を揃えて上島の打点の高さに舌を巻いた。槙野氏は、上島を「人に対しても強い、空中戦も強い、ビルドアップも安定してる」と高評価、「FWのライン突破するようなパスを出していければ日本代表にもなれる」と太鼓判を押した。
試合は0-0の引き分けで終了。上島は今シーズン開幕戦から5試合連続フル出場を果たし、監督からの厚い信頼を得る活躍を見せている。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)