20年間以上裁判官を務めていた人物が、最高裁判所長官の赤裸々な給料事情を明かす一幕があった。
ABEMAにて4月7日(日)に放送された『ななにー 地下ABEMA』#20では、「いつ巻き込まれるかわからない! 意外と知らない最新裁判SP」と題した企画が展開。もしも自分が当事者になってしまった時に対処できるノウハウ、さらにあなたもいつ選ばれるかわからない裁判員裁判制度の仕組みを専門家をゲストに迎え、学んでいった。
番組では全国に3000人程度いるとされる裁判官の気になるお給料事情に迫った。進行役のEXIT・りんたろー。が「ちなみに最高裁判所長官の給料は高いんですか?」と疑問を投げかけると、20年間以上裁判官を務め、現在は弁護士・大学教授やメディアなどで活躍する水野智幸氏は「月給200万円ですね」とさらっと回答。みちょぱが「言っていいの?」と驚くと、水野氏は「いいんです。法律で決まっているので。内閣総理大臣と同額になってます」と補足した。
さらに水野氏は「プラス、別にボーナスは出ます。500万円くらい出るんじゃないですか。年2回です」と付け加えた。
続けて、りんたろー。が「『簡易』『家庭』『地方』の裁判官は?」とより細かな懐事情に迫っていくと、水野氏は「下は30万円くらいから上がっていくというイメージです」と語った。みちょぱが「最高裁判所に行けるのはスゴいこと?」と聞くと、水野氏は「それはすごいことですね」と返した。
キャイ〜ンの天野ひろゆきが「大きな裁判はリスクもありますよね。個人的なことで恨みを買うような。そういった時の警備などの費用は自分で?」と質問すると、水野氏は「本当に危ない時は国がきちんと警備をつけてくれます」と明かし、裁判ウォッチャーで芸人の阿曽山大噴火は「首相官邸みたいに最高裁判所長官の公邸があるんです。神楽坂に」と豆知識を披露していた。
(ABEMA「ななにー 地下ABEMA」より)