【リーグアン】 リヨン 1-1 スタッド・ランス ( 日本時間3月31日/パルク・オリンピック・リヨン )
衝撃的なダイブだった。リヨンのFWママ・バルデが裏への抜け出しからキーパーとの1対1の場面でド派手にキーパーを飛び越えてしまった。
ファンも驚愕のシーンは、75分。リヨンのMFコランタン・トリッソが左サイドから中に切り込み、相手の裏に絶妙なスルーパスを送る。このスルーパスに抜け出したママ・バルデがキーパーに倒されPKを獲得したかと思われたが、レフェリーはノーファウルの判定を下した。
スルーパスでチャンスを演出したコランタン・トリッソはこの判定に納得がいかず審判に猛抗議。詰め寄った結果イエローカードをくらうが、直後にリプレイをみたファンは大きな衝撃を受けた。実はこのプレーで、ママ・バルデは相手キーパーには一切触れず、自らド派手にダイブしていたのだ。
この一連のプレーに「これはダイブ」「味方が騙されてる」「自分から飛んでるw」「そのまま引っ掛かればよかったのに」「審判よく見てたな」と明らかなダイブに対するコメントや、ノーファウルの判断をしたレフェリーを賞賛する声もあがっていた。
この試合はリヨンがボールを保持する展開が続いており、スタッド・ランスにとっては苦しい展開が続いた。しかしこのダイブを境目に試合の流れが少し変わり、試合終盤にはスタッド・ランスがリヨンのゴールに迫るシーンも何度か見られた。このように一つのプレーで流れが変わってしまうサッカーにとって今回のダイブは味方選手にも衝撃を与えるほどの珍しいプレーであったのかもしれない。
(ABEMA de DAZN/リーグアン)