【リーグアン】 リヨン 1-1 スタッド・ランス ( 3月31日/パルク・オリンピック・リヨン )
不運な右ストレートからのノックアウトだった。スタッドランスMFアミール・リシャルドソンがボールを守ろうとして伸ばした手が、相手の顔面に直撃してしまったのだ。これにはファンも「顔にモロ入ってるやん」と心配している様子だった。
問題のシーンは78分、スタッドランスが右サイドから攻め込もうという場面で起こった。リチャードソンは前線から中央に降りてきてMFレダ・カドラからボールを受け、前を向いてドリブルで前進しようと試みる。しかしそのタイミングで背後からプレスをかけてきた相手選手がいたので、ボールを守ろうと腕を広げて体を入れてブロックをした。
その広げた手が不運にも相手選手の顔面にクリーンヒットしてしまったのだ。故意ではないとはいえ、右ストレートが左頬に入ったリヨンFWフォファナは、顔を抑えながらピッチに倒れ込んでしまった。リシャルドソンはこのプレーでイエローカードをもらっている。
実況の小松正英氏は「ちょっと身長差もあったので顔のあたりに入ってしまいましたが」とグーパンチの原因について言及している。このシーンにファンは「完全にグーパンチじゃんw」「完全に殴ってる」「顔にモロ入ってるやん」「ひでぇ」とパンチを受けたフォファナを心配している様子だった。
リシャルドソンは身長が195cmもある大型ミッドフィルダーなのに対して、フォファナは身長169cmと小柄ながら高いテクニックを持ったフォワードだ。モロッコ代表MFは間接視野で向かってくる相手を感じていたため、約26cmの身長差までは捉えきれず、腕を高い位置に置いたままブロックをしてしまったのかもしれない。
(ABEMA de DAZN/リーグアン)