【WWE】RAW(4月1日・日本時間2日/ブルックリン)
場外乱闘で次々とパイプ椅子が乱れ飛ぶ危険すぎる異常事態が発生し、その場に居合わせてしまった美人リングアナウンサーが体をこわばらせ、唇をぎゅっと結んでドン引きする一幕があった。何でもありルールでの過激な攻防に、戦う本人たちよりもリングアナの安否を心配する声が相次いだ。
この日の大会への参戦を表明したセス・ロリンズがソロ・シコアと対戦。凶器やセコンドの介入も全てOKの”ブラッドライン・ルール”で泥沼の戦いを繰り広げた。
試合はラフファイトに長けたシコアのペースで進んだが、フェンスの外に放りだされたセスは会場に設置されていた畳んだままのパイプ椅子を次々と相手の顔面に目掛けて投げ込む、凶器で狂気の反撃に出る。
椅子一脚では飽き足らず、2、3、4と全て頭部に直撃すると、さしものシコアも脳が揺れてダウン。ファンも技皆無の乱闘マッチに「子供の喧嘩かよw」「イス何個あるんだよ」「何でもありや」と騒然。
そんなパイプ椅子が何個も飛び交うシュールな展開に「流れ弾を貰ってはたまらないわ…」と美人リングアナウンサーのサマンサ・アーヴィン。引きつった表情で体をこわばらせする姿をカメラが捉えると「サマンサびっくりしてそう」「お姉さんビビってる」「気を付けて」など心配の声が上がった。
試合はその後、セス陣営のジェイ・ウーソも加勢に加わりジミーとの兄弟喧嘩が勃発。さらにザ・ロックとローマン・レインズ、さらにはコーディ・ローデスも加わりリング内外の各所で大乱闘に発展。
最後はレインズ&ロックの“最狂の血族”がコーディ&セスを“ベルト・ムチ打ちの刑”でメッタ打ちにすると会場からは悲鳴が。「レッスルマニア」初日のタッグ戦を前に傍若無人なザ・ロックへの「ロッキーはクソ」の怒号のなか、かつてないバッドエンドで終わった。(ABEMA/WWE『RAW』)