【明治安田J1リーグ】サガン鳥栖0-0ヴィッセル神戸(4月3日/駅前不動産スタジアム)
集音マイクが、悶絶と悲鳴の声を拾っていた。神戸FW武藤嘉紀が膝にタックルを受けると、痛みに苦しみピッチ上に倒れこんだ。大声が飛び交うほどの激しいプレーだったもののカードの提示はなく、武藤は「思い切り入ってるやん!」と怒号を挙げた。
36分、左サイドでボールを受けようとした武藤は、鳥栖DF原田亘のタックルで激しく転倒。すると、中継の集音マイクが武藤の「イッテェッ!」「思い切り入ってるやん!」といった怒号を拾う事態に。その悶絶と悲鳴と怒号からは、チャージの激しさがうかがえる。ただしこのプレーでファウルを犯した原田が警告を受けることはなかった。
このプレーを見たファンは「痛そう」「主審酷すぎる」「これはひどい」と不満の声が続出。
しかし、実況・寺西裕一氏は「しっかりくっついていたところで接触があったかもしれない」とコメントしたものの、解説・増川隆洋氏は「原田が武藤の足を踏んだとかはなさそう」とも語っており、難しい判定となったことがうかがえた。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)