【ラ・リーガ】レアル・マドリード2-0アトレティック(4月1日/サンティアゴ・ベルナベウ)
大一番で物議を醸す“疑惑の判定”が話題となった。相手のクリアボールを拾ったレアル・マドリードFWロドリゴがボックス内で倒されて、ホームチームがPK獲得かと思われたが、まさかのオフサイド判定となってしまった。これにはファンも「これがオフサイド?」と驚きを隠せない様子だった。
問題のシーンは59分。ジュード・ベリンガムのトラップが大きくなった五分のボールは、アトレティックMFミケル・ベスガにクリアされた。しかしこのボールが、まさかのアスレチック自陣ゴール方面に飛んでいく。そしてそのボールをロドリゴご拾おうとしたところボックス内でDFイニゴ・レクエに倒された。PKかと思われたシーンだが、審判はまさかのオフサイドの判定を下した。ロドリゴは確かにオフサイドポジションにいたが、ベスガのクリアならオフサイドは成立しないはず。これにはカルロ・アンチェロッティ監督は両手を広げて猛抗議。選手たちも審判に詰め寄りPKを求めた。
解説の田中隼磨氏は「レフリーもいいポジションにいたのでわかってると思うんですけどね」とコメント。
ファンは「相手に当たってるように見えるが」「これパスじゃないだろ?」「ベリンガム触ってないからオフサイドじゃない」「これがオフサイド?」「ベリンガム触ってなくて相手のクリアならオフサイドなくね?」と疑惑の判定に戸惑っているようだった。
このまさかの判定にスペイン紙『MARCA』は「PKのように見えたが、その後にオフサイドのフラッグが立ったことで白熱した。 正直言ってアルベロラ主審の判定は非常に奇妙だった 」と伝えた。
PK獲得とはならなかったロドリゴだが、この試合は久しぶりの左サイドでの出場となり、2ゴールを決めてチームを勝利に導いた。これでブラジル代表FWはキャリアハイとなるリーグ戦10ゴール目を記録している。
(ABEMA de DAZN/ラ・リーガ)