【明治安田J1リーグ】ヴィッセル神戸 1-2 横浜F・マリノス (4月7日/ノエビアスタジアム神戸)
エースの負傷交代にヴィッセル神戸指揮官の吉田孝行監督も頭を抱えた。元日本代表FW大迫勇也が相手と空中戦で交錯すると、着地後右足を押さえて立ち上がれず。メディカルスタッフからベンチへ続行不可能の“✕サイン”が送られると、吉田監督も驚きの表情。神戸ベンチに緊張が走った。
神戸の緊急事態は64分に起こる。神戸GK前川黛也のパントキックに対して、ハーフウェーライン付近で大迫と横浜F・マリノスDF上島拓巳が競り合って攻防を繰り広げる。
上島が1歩先に出てヘディングで対応すると、大迫は着地後ピッチに倒れ込んで立ち上がれず。右足を押さえて悶絶の表情を浮かべた。
メディカルスタッフが急いで容態をチェックしにいくも、最終的には続行不可能と判断してベンチへ「✕」のサインを送る。実況の能政夕介氏も「これは緊急事態となりました」という危機的状況に、吉田監督も「嘘でしょ!?」といった様子で急ピッチでスタッフと対応策を練った。
このシーンについてSNS上では「えっ?サコダメなの?」「大迫負傷交代はまじ聞いてない」「これはやばいぞー」「とにかく軽傷であってくれ」とエースの負傷離脱に落胆の声が多く見られた。
試合はその後、直後に宮代大聖が同点弾を奪うも、後半途中から投入されたFWヤン・マテウスのスーパーゴールで勝ち越されて終了。神戸にとっては不安要素の残るゲームとなってしまった。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)