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【映像】“規格外”新人ファイターの正体

 格闘技のバックボーンが無い元海上自衛隊出身の異色新人ファイターが、クレベル・コイケの秘蔵っ子との対戦に向け、規格外の作戦を明かし、自信をのぞかせた。

【映像】“規格外”新人ファイターの正体

 「格闘代理戦争」とは、「格闘技界の次世代のスターを生み出す」という目的のもと、第一線で活躍する格闘家が監督となり、各自若手ファイターを推薦して戦わせる格闘ドキュメンタリー。6作目となる「格闘代理戦争-THE MAX-」では、青木真也秋山成勲、岡見勇信&中村倫也平本蓮、クレベル・コイケ、イゴール・タナベら豪華メンバーが監督として参加している上に、優勝者には7月の「超RIZIN3」への出場権が与えられる。

 すでに初戦が終了しており、準々決勝には、青木推薦の中谷優我、イゴール推薦のトミー矢野、岡見&中村推薦の中村京一郎、クレベル・コイケ推薦のギレルメ・ナカガワが勝ち上がった。最新回では、勝者のその後の様子が公開された。

 岡見&中村倫が推薦する中村は、元海上自衛官で、格闘技のバックボーンが無いにも関わらず、MMA参戦後に5戦4勝。勝ちのすべてを1R でフィニッシュさせる決定力を持っており、一回戦で対戦したミスター・ホンデも1分36秒で打撃KOした逸材だ。

 だが、次に戦うクレベル推薦のギレルメは、ブラジリアン柔術のかなりの使い手で、初戦もわずか40秒でトライアングルアームロックを決めた強豪。その対策のため、監督である岡見は「どんな厳しいシチュエーションでも乗り越えてほしい」と、300段の階段を登る「地獄のトレーニング」を用意していた。

 ボクシングの名門・大橋ジムの練習生たちと延々と階段登りを繰り返す中村。最初はまだ軽口を叩ける様子だったが、徐々に口数も少なくなり、「練習に参加してみて良かったですか?」という制作スタッフの質問に「うるさい」と疲労のボルテージもマックスに。

 そのハードな練習の後は、岡見と二人でギレルメの試合映像を見て対策を練る。柔術で勝負してしまうと、相手が一枚上ということもあり、「柔術フル無視作戦」を決行すると宣言。岡見いわく「柔術フル無視 打撃でブス―ン」と、ミスター・ホンデ戦で見せた“当て感”を次の試合でも発揮させるというものだ。

 「RIZIN」でも、日本人選手が苦しんでいるボンサイ柔術メンバーとの対戦。天才肌の中村はまたも魅せてくれるのか注目したい。
 

【映像】“規格外”新人ファイターの正体
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