【WWE】SMACKDOWN（4月5日・日本時間6日／フィラデルフィア）
米国屈指の巨漢が揃うバトルロイヤルで、小兵の日本人レスラーが残り3人まで残る快挙。しかし、最後は130キロオーバーの怪力に「ポイ捨て」されて強制退場となった衝撃シーンが話題となっている。
年間最大の祭典「レッスルマニア」前日に放送されたWWE『SMACKDOWN』で伝統ある恒例のアンドレ・ザ・ジャイアント杯バトルロイヤルが開催された。アイバー、ブロンソン・リード、オーティスなど巨漢レスラーが残るなか、日本人スーパースター戸澤陽が残り3人まで残る快挙。しかし小兵レスラーの定めか、リング下に放り投げられ、惜しくも優勝を逃した。
巨漢3人に戸澤とリコシェという小柄な2人が残る展開のなか、まずリコシェがリング下に潜んでいたJDマクダナに足をすくわれ失格。脱落したフリをして復帰し、したり顔のマクダナだったが、戸澤のスーパーキックでぶっ飛ばされ、あえなく敗退となる。
残るはアイバー、リードと、“アルファ・アカデミー”の盟友オーティスと戸澤の4人。「これは行ける！」と思ったか戸澤は、ぴょんぴょん飛び跳ねながら得意のシャツを破るパフォーマンスで己を鼓舞し気合を見せるが、リードとアイバーに睨まれ不穏な空気に気がつく。
直後、突進してきた130キロ＆160キロの肉塊ジャンク・クラッシュを喰らい意気消沈。この悲惨な状況に、解説の堀江ガンツ氏が「だいぶペシャンコという感じですね…」と言及すると、実況の清野茂樹アナウンサーも「トムとジェリーだったらぺらぺらですね」とジョークを飛ばした。
リングに横たわる戸澤を見た盟友オーティスが2人を相手に反撃、必勝ムーブの地を這うポーズ『キャタピラー』を披露するも、背後からアイバーに襲われオーバー・ザ・トップ・ロープで失格。
援軍を失った戸澤が怒りの反撃をみせるも、アイバーに軽々とリフトされてリング下に投げられジ・エンド。しかも失格直後のオーティスに戸澤がぶち当たる事態に、ファンからは「大丈夫か」「投げすぎた」などの声があがり、堀江氏も「強制的なプランチャ状態ですね…」と息を詰まらせた。
それでも規格外の相手揃いの肉弾バトルで残り3人まで残った戸澤の快挙に、ファンから「戸澤よくやった」「戸澤仕事した！」といった多数の反響が寄せられた。
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（ABEMA／WWE『SMACKDOWN』）
