【明治安田J1リーグ】ヴィッセル神戸 1-2 横浜F・マリノス (4月7日/ノエビアスタジアム神戸)
アルゼンチン代表FWリオネル・メッシを彷彿とさせる一撃に、ノエビアスタジアム神戸の観客が息を飲んだ。1-1で迎えた後半に横浜F・マリノスFWヤン・マテウスがボックス右手前から左足を振り抜くと、綺麗な放物線を描いてゴール左へと吸い込まれる。芸術的なコントロールショットにはSNS上でも「うますぎる」と称賛が集まった。
注目のシーンは83分に起こる。1-1で時間が経過した後半終盤、交代で投入されていたヤン・マテウスがボックス右手前でボールを持つと、カットインからシュートを放った。左足から放たれたボールは弧を描いてファーのゴール左ネットに吸い込まれる。GKもお手上げなコントロールショットが見事に決まり、横浜FMがヴィッセル神戸から勝ち越した。
解説の福田正博氏は「コントロールショットでしたね。強いシュートではなかったですけど、しっかり狙ってきましたね。受けた場所、ファーストタッチでいいところにボールが置けました。狙い澄ましてますね」とワールドクラスの一撃を解説した。
ブラジル人FWが飄々とした雰囲気からシュートを放っていたことから簡単そうに見えるシュートだったが、SNS上では「ワールドクラスすぎる」「それはうますぎでしょw」と称賛が集まっている。
このヤン・マテウスの一撃が決勝弾になり、横浜FMが1-2で勝利。地力を発揮して昨シーズンのJリーグ王者から勝ち点3を奪い取り、復調の兆しをみせた。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)