【WWE】SMACKDOWN(4月5日・日本時間6日/フィラデルフィア)
試合妨害にブチ切れた鬼滅ファンでお馴染みの人気女子レスラーが、介入した男子レスラーにフルスイングのビンタを炸裂。カウント阻止にブチ切れた“鬼の形相”にヒール・レスラーが思わず狼狽するひと幕があった。
【映像】“鬼の形相”でブチギレビンタの瞬間
『レッスルマニア』前日にオンエアされた『SMACKDOWN』で、鬼滅“大好き”アニメオタ女子レスラーとしても知られるゼリーナ・ベガがエレクトラ・ロペスとシングルマッチで対戦。
抗争を続けるレイ・ミステリオ率いる“LWO”と、裏切った元弟子・サントス・エスコバー率いる“LDF(レガート・デル・ファンタズマ)”の女性メンバー同士の代理戦争といえる一戦で、妨害を働いた“WWEで最もブーイングを受ける男”ドミニク・ミステリオにゼリーナが放った強烈ビンタが会場を湧かせた。
試合はエレクトラのペースと思いきや、ゼリーナがユニットのボス、ミステリオ仕込みの『619』で足を刈り形勢逆転。さらに腕を固めて変形DDTを決めるなど追い込むが、ここで“LDF”側の助っ人ドミニクが介入。レフェリーの気をひきゼリーナのフォールを妨害する。
フォールの機会を失ったゼリーナは、すぐにドミニクの存在に気づくと、鬼の形相ですたすたと目の前に歩み寄り強烈なビンタを一閃。狼狽したドミニクはプチパニック状態で、さらに絶縁中の父親レイに背後から足をすくわれてエプロンに顔面を激突するなど踏んだり蹴ったり。この見事なやられっぷりに会場も大きく盛り上がった。ファンからも「はったw」「殴られる」など反響の声があがった。
ドミニクといえば、数週間前に所属ユニット“ジャッジメント・デイ”の女ボス・リア・リプリーとベッキー・リンチの仲裁に入り、ベッキー渾身のグーパンチを顔面に浴びたばかり。この妨害の成果もあってか自軍のエレクトラがパワーボムで逆転勝利したこともあり、チームの勝利に貢献した。
この試合では、LDFの味方のフリをしてきたアンドラデが突然レイ・ミステリオと握手し裏切る予想外の展開もあり、LDF陣営にとっては勝利も、期待していた戦力も失う手痛い一戦となった。
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(ABEMA/WWE『SMACKDOWN』)