【プレミアリーグ】マンチェスター・ユナイテッド2-2リヴァプール(4月7日/オールド・トラッフォード)
このたった数秒間に遠藤航の上手さが凝縮されている。右サイドに流れてボールを受けた日本代表MFは巧みなターンで相手を出し抜くと、そのままドリブルで持ち運び、前線へとピンポイントのフィードを供給。この完璧なプレーにファンも大興奮の様子だ。
マンチェスター・ユナイテッドとの伝統の一戦で、リヴァプールの遠藤航が自らの才能を見せつけた。
右サイドに流れてボールを受けた日本代表MFは、世界屈指の潰し屋で知られるブラジル代表MFカゼミーロを巧みなターンでかわすと、そのままドリブルでグイッと持ち上がった。個人技でフリーとなると、自らと一時的に立ち位置を入れ替えていた右SBのコナー・ブラッドリーの裏へのアクションを見逃さずにピンポイントのフライスルーパスを通した。
上手く抜け出した北アイルランド代表DFはそのままボックス内に進入。マイナスへとクロスを折り返すと、最後は先制点を決めてたルイス・ディアスにシュートチャンスが訪れた。
これはマンチェスター・ユナイテッドの右SBディオゴ・ダロトの身体を張ったブロックに阻まれてゴールとはならなかったが、遠藤の個人技からリヴァプールに追加点のチャンスが生まれた。
この一連のプレーにファンも「日本人としては遠藤がカゼミーロとバチバチやり合ってんの見るだけで感動する」「遠藤対カゼミーロ面白い」と反応。レアル・マドリードで5度もUEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇を経験した世界屈指のMFとのマッチアップに興奮冷めやらぬ様子だった。
(ABEMA/プレミアリーグ)