【セリエA】ローマ 1-0 ラツィオ(日本時間4月7日/スタディオ・オリンピコ)
ラツィオのMF鎌田大地がローマ・ダービーで派手に吹っ飛ぶ場面があった。味方からのパスに上手く抜け出した日本代表MFに対してローマのDFゼキ・チェリクがスライディングタックルで対応。鎌田は一回転しながら転倒し、ファンからも「怪我だけはしないで」と心配の声が寄せられている。
ラツィオが0-1と追いかける展開で迎えた68分だった。最終ラインからの縦パスをMFマティアス・ベシーノが上手くフリックして逸らすと、鎌田がこれに反応。絶妙な飛び出しで抜け出したが、ローマの右SBゼキ・チェリクが身体を投げ出す強烈なタックルを浴びせてきた。
鎌田が一回転しながら転ぶ派手なタックルに対して主審はすぐさま笛を吹き、トルコ代表DFにはイエローカードが提示された。そのままゴール前まで進入するのが理想的な形ではあったが、絶好の位置でFK獲得&警告誘発という重要な役割を果たしている。
このプレーについて視聴者は、「危なすぎるスライディング」「怪我だけはしないで」と反応しており、ゼキ・チェリクの深いタックルに肝を冷やしたようだ。
幸いにも鎌田は怪我をしておらず、試合終了のホイッスルが鳴るまでピッチに立ち続けた。試合には0-1で敗れたものの、鎌田は63分に幻のゴール(オフサイドで取り消し)を決めるなど好調で、3月下旬にイゴール・トゥドール新監督が就任して以降はセリエA2試合連続スタメン。日本代表MFにとって勝負のシーズン終盤となりそうだ。
(ABEMA de DAZN/セリエA)