【明治安田J1リーグ】川崎フロンターレ 0-1 FC町田ゼルビア (4月7日/等々力陸上競技場)
足の裏があたっていることが証明されるかのように、ストッキングが破れていた。FC町田ゼルビアのMF柴戸海が川崎フロンターレのMFゼ・ヒカルドに足裏タックルをくらい悶絶。直前には町田MF林幸多郎もイエローカードを受けており、激しい展開に「荒いな」「お返し?」とコメント欄も騒然となった。
注目のシーンはゴールレスで迎えた22分だった。町田陣内でパスを受けた柴戸がボールに触れた瞬間、勢いよくプレスにきたゼ・ヒカルドが足を上げてボールへチャレンジ。これが柴戸の膝付近に直撃すると、スパイクの裏が刺さりストッキングが破れ、柴戸はピッチに倒れ込み悶絶。ゼ・ヒカルドにはイエローカードが提示された。
この1分ほど前には逆に川崎のMF瀬川祐輔が危険タックルを受け、林にイエローカードが提示されていただけに、視聴者は「やり返した」「こっちの方が荒いやん」「サッカーしてくれよ」「これは痛い」とイエローカードの応酬となったことで、スタジアムだけでなくコメント欄も騒然となった。
解説の坪井慶介氏は、この状況を「映像を見る感じだとボールには行こうとしていた。柴戸のほうが対応がはやくて遅れて足が入ってしまった」と説明、「意図的に足の裏を向けてという感じではなかった」とコメントした。
試合は1-0でアウェイ町田が勝利。これで町田はリーグ戦5勝目を飾り、見事に首位をキープする結果となった。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)