【WWE】RAW(4月8日・日本時間9日/フィラデルフィア)
ちょっぴり“目立ちたがり“の美女子レスラーが「出番を増やせ」と要求すると、その声に応えて登場した“とんでもない刺客”に会場が騒然。今最も旬な“筋肉美”女子が「たった2つの技」でねじ伏せる衝撃の秒殺劇が繰り広げられ、敗れたレスラーは自らの行く末を案じて恐怖から絶叫。会場も騒然となった。
WWE『RAW』でチェルシー・グリーンとジェイド・カーギルが対戦。女子タッグ王座陥落後めっきり出番が減ったチェルシーが「私を使いなさい」と上層部を説き伏せて用意した試合との対戦に、とんでもない修羅場が待ち受けていた。
週末行われた「レッスルマニア」へ参加できなかったチェルシーは、RAWのアダム・ピアースGMとSMACKDOWNのニック・オールディスGMのいる前で「あなたたち本当にレッスルマニアが大成功したと思ってるの?」とダメ出し。
加えて「私を参加させるという考えはなかったの?大きなミスを犯したわね」と上から目線で要は「私を使え」とクレーム。さらピアースGMには鬼メールをしていたことも発覚、困り果てた経営陣は「ではスペシャルな相手を用意するよ」とニヤリと不気味な笑みを浮かべた。
「リングに上がれば君のステージが待ってるよ」の声かけにハイテンションのチェルシーだが、この時点で”死亡フラグ“が立っており、ファンから「何かありそうだw」「やばそう」の声が上がっていた。
そんなチェルシーの相手に用意されたのは、いま、SMACKDOWNで売り出し中の“筋肉女子”ジェイド・カーギル。登場以来トップ選手をパワーで粉砕してきた期待のニューカマーだ。
入場テーマとともにジェイドが対戦者という事実が発覚すると、チェルシーは狼狽しながらレフェリーに猛抗議「ちょっと!聞いてないわよ。私のステージを奪わないで!試合はやらないわよ」とブチ切れるも無情にもゴングがかき鳴らされる。
チェルシーのファンから「それはいけません」「逃げてー」の声が上がる一方、ジェイドの規格外の筋肉ボディに「アメコミから出てきたみたいだ」「動けるボディビルダー」など様々な反応が入り乱れた。試合はチェルシーが「やらない、やらないわよ!」と振り向きざまにジェイドのビックブーツが炸裂して一回転。
いつものチキンウイングの体勢からリフトすると目を見開いたチェルシーが「ギャーーーー」とけたたましい悲鳴をあげる。と同時に、ジェイドのフェイス・バスター「ジェイデッド」が決まりあっさりカウントスリー。
あまりにわかりやすい瞬殺劇にファンも「だろうな…」「はやいw」「まあこうなるな」「受けは上手かった」と納得。実況の藤沢俊一郎アナウンサーも思わず「入場シーンの方が長かった!」と本音を漏らしてしまった試合時間はわずか32秒。
とんだ恥をかかされたチェルシーは、リングをバンバン叩きながら半泣きで怒りを爆発させていた。(ABEMA/WWE『RAW』)