【チャンピオンズリーグ】レアル・マドリード3-3マンチェスター・シティ(4月10日/サンティアゴ・ベルナベウ)
あまりにも早すぎる『次戦出場停止』が決まった瞬間だった。試合開始30秒、激しすぎるタックルがきっかけとなり、フランス代表MFオーレリアン・チュアメニのが警告を受けた。さらに、このプレーで与えたFKが相手の先制点につながり、ファンも「何してんだよ」と失望を隠せない様子だった。
前半開始早々の1分に話題のシーンは起こった。レアル・マドリードはマンチェスター・シティからの速攻を受けて、これを阻止しようとしたチュアメニがスライディングタックルを仕掛けた。しかし伸ばした足が相手に当たってしまいファウルの判定となりイエローカードを受けた。チュアメニは今季のチャンピオンズリーグで通算3枚目のイエローカードとなり、準々決勝2ndレグ出場停止となった。
さらに、このプレーで与えたFKで、マンチェスター・シティのポルトガル代表MFベルナルド・シルバに直接ゴールネットを揺らされて、レアル・マドリードはリードを奪われる展開となった。
ファンは「いきなり」「早すぎるw」「累積きたー」「開始30秒で2戦目出られないw」と次戦の出場停止が1分も立たずに確定した珍しいシーンに盛り上がる。さらに「失点もはえぇよ」「何やってんだよ」と、痛恨のプレーが失点に直結したことで落胆するファンも多く見られた。
チュアメニは、イエローカードを提示された後に苦笑いをしており、自身でもイエローカードを貰ったら次戦は出場停止だと理解していたような表情を見せた。
レアル・マドリードは、チュアメニに加えて、ジュード・ベリンガム、ヴィニシウス・ジュニオール、エドゥアルド・カマヴィンガの4選手が出場停止にリーチをかけた状態で挑んでいた。その点を踏まえると、次戦の出場停止がチュアメニ1人だけで済んだことは不幸中の幸いだと言えるかもしれない。
(ABEMA/WOWSPO/チャンピオンズリーグ)