3つ巴となったプレミアリーグの優勝争い。全世界が注目するサッカー最高峰の覇権争いに関して、日本人選手にまつわる“あるジンクス”が話題となっている。
2023-2024シーズンのプレミアリーグは、近年稀に見る大混戦となっている。31試合を消化した時点で、アーセナルとリヴァプールが勝ち点71で並び、勝ち点70のマンチェスター・シティが追いかけるなど、1ポイント差に3チームがひしめき合う状況となっている。
4月7日に放送された『ABEMAスポーツタイム』では、終盤戦を迎えるプレミアリーグを特集。番組MCを務める槙野智章は「すごいことになってるね。さらにこの3チームのなか2チームで日本人選手が関わっている。これがすごいんですよ」と紹介。リヴァプールの日本代表MF遠藤航、アーセナルの日本代表DF冨安健洋にプレミアリーグ制覇の可能性が残っている状況を楽しんでいるようだ。
そのなかでリヴァプールにはあるジンクスがある。それはユルゲン・クロップ監督が、日本人選手を獲得した初年度にリーグ優勝をしているというもの。
2010-2011シーズンに、ブンデスリーガのドルトムントを率いていたクロップ監督は、セレッソ大阪から香川真司を獲得。2位のバイエルンに7ポイント差をつけて9シーズンぶり7度目となるリーグ制覇に導いた。
リヴァプールの指揮官となって迎えた2019-2020シーズンには、オーストリアのザルツブルクから南野拓実を獲得すると、2位のマンチェスター・シティに18ポイント差をつけて、クラブとしては初となるプレミアリーグ優勝を手にした。
このジンクスが本当であれば、遠藤を獲得したリヴァプールが優勝の筆頭となる。すでに退任を発表しているクロップ監督のラストイヤーを最高の結果で飾れるのか。佳境を迎えたプレミアリーグに、さらなる注目が集まる。
(ABEMAスポーツタイム)