アニメ「僕のヒーローアカデミア」第2話では、デクこと緑谷出久(CV:山下大輝)が命がけで爆豪勝己(CV:岡本信彦)を助けようとした。なんの能力も持たないデクが「君が助けを求める顔してた」という理由だけで敵に向かっていく姿に、感動するファンが続出した。
【動画】「君が助けを求める顔してた」走りだしたデク(14分45秒ごろ〜)
アニメ「僕のヒーローアカデミア」(通称、ヒロアカ)は、「週刊少年ジャンプ」で連載中の堀越耕平氏によるシリーズ世界累計発行部数1億部を突破した大人気コミックが原作。総人口の約8割が“個性”と呼ばれる何らかの超常能力を持つ世界を舞台に、主人公のデクこと緑谷出久とそのクラスメイトたちの成長、戦い、友情を描いた物語だ。5月4日からテレビアニメ第7期が放送スタートするほか、8月2日には劇場版第4弾の公開も控えている。
第2話「ヒーローの条件」では、前回オールマイト(CV:三宅健太)が捕まえた敵(ヴィラン)が逃げ出して、デクの幼馴染である爆豪を人質にした。その場に集まっていたヒーローたちが敵に近づけずにいるなか、なんの“個性”も持たないデクが敵に向かって走りだした。
それまで無個性であるデクに辛く当たってきた爆豪。デクが自分を助けようとしていることに気づき、「なんでてめぇが!」と驚いた。デクは「足が勝手に!なんでってわからないけどっ」と答え、「君が助けを求める顔してた」と泣き笑いを浮かべた。
デクの最初の見せ場ともいえる場面に、ネット上では「爆豪助けに走るとこめっちゃ好き」「走りだせる出久が心底かっこいいと思いました」「セリフだけで泣ける」「まじで一番最高のシーン」と心を動かされるファンが相次いだ。
第2話は、その後のシーンも見逃せない。一度はデクにヒーローを諦めるように勧めたオールマイトだが、彼の勇気に心を動かされて、「トップヒーローは学生時から逸話を残している。彼らの多くが話をこう結ぶ……考えるより先に体が動いていたと」と語った。「君はヒーローになれる」というオールマイトの言葉で号泣するデクに、グッとくるはずだ。
(C)堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会・MBS