【明治安田J1リーグ】柏レイソル 1－0 浦和レッズ（4月12日／三協フロンテア柏スタジアム）
今季加入の新エースがまたしても途中出場からゴールを決めた。柏レイソルのFW木下康介が右サイドからのクロスを見事にボレーで合わせて先制ゴール。かつて所属した浦和レッズ相手に決めたこのゴールににファンは「木下ニキ最高です」「完全に柏のエース！」と歓喜の声が挙がった。
注目のシーンはゴールレスで迎えた71分だった。右サイドを攻める柏は、敵陣深い位置でMF白井永地のスルーパスに抜け出したMFマテウス・サヴィオが右足でゴール前にクロス。ゴール前には浦和DFが3人いたが、クロスボールはその間を抜けると木下がこれをダイレクトボレーシュート。ボールは正面やや右とコースは甘かったが、強烈なシュートにGKは触れることができず、ゴールへと吸い込まれた。
この見事な先制ゴールにファンは「木下ニキ最高です」「木下のボレー上手すぎるw」「完全に柏のエース！！！」「決定力の鬼木下」「木下神すぎるって」「木下エグイ」「ほんとに柏に来てくれてありがとう」とSNSでは絶賛の嵐となった。
木下は京都サンガから今シーズン柏レイソルに加入した29歳。かつてはドイツ、スウェーデン、ベルギー、ノルウェーと海外でのプレー経験も豊富で、2021年には浦和レッズにもプレーした。
古巣相手に決めたこのゴールで今シーズン早くも4ゴール目をマーク。第5節のアルビレックス新潟戦を除くすべての試合で途中出場と、短いプレー時間の中でチームトップのゴール数を記録し好調ぶりを見せている。
試合はこのゴールが決勝点となり、柏が1－0で勝利。チームは5試合ぶりの勝利で今季3勝目、ホームでは昨年9月以来7か月ぶりの勝利を飾った。
（ABEMA de DAZN／明治安田J1リーグ）
