【WWE】SMACKDOWN(4月12日・日本時間13日/デトロイト)
存在感を増してきたラテン系女子レスラーに、派手さでは負けないセクシーラッパー兼レスラーが凶悪ケンカキックを炸裂。「容赦ない蹴り」に場内がどよめくひと幕があった。
WWE王座挑戦者決定戦の予選で行われたLAナイト vs ボビー・ラシュリー vs サントス・エスコバーの3ウェイ戦は、各ユニットのメンバー入り乱れての荒れ模様に。そんななか、今週も“しばき合う女子レスラーたち”に注目が集まった。
エスコバー率いるはぐれラテン軍団“LDF”には、最近荒々しさとパワーで存在感を増してきたラテン系女子エレクトラ・ロペス、そして“ラシュリー軍団”には、ラッパー女子レスラーのB-ファブが在籍しているが、セコンドに付いたこの2人がバチバチバトルを展開する。
反則裁定なしの三つ巴戦とあって、リーダーのエスコバーがピンチに陥ると、“LDF”のベルト&エンジェルが介入してラシュリーを袋叩きに。当然ながら "ラシュリー軍”のモンテス・フォード&アンジェロ・ドーキンスもボスのピンチに駆けつけ相まみえる。
アンジェロが2人を排除し場外へダメ押しのトペを放とうとすると、ここでエレクトラが立ちはだかり妨害。何やら訴えかけて攻撃を封じようとしたエレクトラに、B-ファブが厚底ブーツによる蝶野正洋ばりのケンカキックで顔面を一蹴。文字通り“ビッグブーツ”を喰らったエレクトラは頭からぶっ飛びながら画面のフレームから消えていった。
ファンからは「女子同士やるのう」「ファブかっけー」「容赦ない蹴りで草」と、新たな火種になりそうな女子対決へ敏感に反応した。
3選手と所属ユニットメンバーの計9人が入り乱れるカオス状態の試合は、ただ一人援軍なしで孤軍奮闘だったLAナイトが混乱に乗じてエスコバーにフィニッシャーの「BFT」を決めてあっさりフォール勝ち。一方“ラシュリー軍”と“LDF”両軍団にとっては新たな抗争の開幕を予感させる戦いぶりだった。
(ABEMA/WWE『SMACKDOWN』)