【チャンピオンズリーグ】パリサンジェルマン2-3バルセロナ(4月11日/パルク・デ・プランス)
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バルセロナが誇る16歳の神童の”神技”が話題を呼んでいる。ハフィーニャの先制点が生まれた場面で、その直前にヤマルは中央のレヴァンドフスキに対してアウトサイドでクロスを供給していた。相手DFとGKからすればタイミングが読みづらい見事なチャンスクリエイトに称賛の声が相次いだ。
スコアレスで迎えた36分、ハーフウェイライン手前でパスを受けたロベルト・レヴァンドフスキが前を向いてドリブルをスタート。ここからバルセロナの高速カウンターが始まった。
ポーランド代表FWからのパスを受けた右WGのラミン・ヤマルは、相手DFヌーノ・メンデスを抜き去る前に早いタイミングでクロスを供給。左足のアウトサイドで放たれたアーリークロスをパリ・サンジェルマンの守護神ジャンルイジ・ドンナルンマは何とか手で弾いたが、そのこぼれ球を左WGのハフィーニャが押し込んで、アウェイチームが先制に成功した。
しっかりとゴールを決めきったハフィーニャはもちろん、その直前にボックス内へクロスを入れたヤマルのクオリティも見事だった。相手が帰陣してブロックを構える前に、タイミングが分かりづらいアウトサイドでのクロスを放ったことで、パリ・サンジェルマンの守備陣が焦ったのは確かだろう。彼の好判断とプレーの質がドンナルンマの中途半端なクリアを誘ったと言える。
これにはファンも「化け物」「全てが完璧」と、先制ゴールをお膳立てした16歳の神童に称賛の声が相次いだ。
なお、このゴールで先制に成功したバルセロナがアウェイの地で3-2の勝利を収めた。2018-2019シーズン以来の準決勝進出に向けて、準々決勝1st legで貴重なリードを得ることに成功した。
(ABEMA de WOWSPO/チャンピオンズリーグ)