【明治安田J1リーグ】東京ヴェルディ 2-2 FC東京 (4月13日/味の素スタジアム)
1人少ない状況で敗戦濃厚のなか、チームを絶体絶命の状況から救う劇的ゴールが突き刺さった。FC東京の遠藤渓太が終了間際に左足強烈ミドルを放ち、劇的同点弾を突き刺した。このゴールにファンは「遠藤神爆誕」「男すぎる」と大熱狂となった。
注目のシーンはFC東京が1-2と1点を追いかける展開で迎えた90+4分だった。ラストワンチャンスを狙うFC東京は、自陣からGKが前線へロングボールを送り込むとDFのエンリケ・トレヴィザンがボックス手前で競り勝ちFW仲川輝人へ落とす。これを受けた中川はワントラップから、ペナルティーアーク手前に位置するFW遠藤渓太にパス。これを受けた遠藤はトラップからリズムよく左側に持ち出すと、左足一閃。低弾道のミドルシュートがゴール左隅に決まり、劇的同点弾を叩き込んだ。
このゴールにファンは「遠藤神爆誕」「男すぎる」「遠藤渓太アツすぎ」「負け試合をドローに遠藤渓太最高!」「完全移籍ありがとう遠藤渓太!」「完全移籍&2点ビハインドかつ数的不利な中での2発本当にありがとうございます」「起死回生すぎる」「安斎颯馬は遠藤渓太に焼肉を奢りなさいwww」と大興奮の様子がSNSに多数投稿された。
今年の2月に期限付き移籍でFC東京に加入した遠藤は、4月11日にクラブ公式サイトでドイツの1.FCウニオン ベルリンから完全移籍したことが発表されていた。
試合はこの終了間際の劇的ゴールにより、1-1の引き分けで終了。完全移籍発表の直後に、絶対に負けられない16年ぶりのJ1東京ダービーでチームを救う2ゴールを達成した遠藤渓太。わずか29分間でファンの記憶に残る大活躍となった。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)