アニメ「WIND BREAKER（ウィンブレ）」は、不良高校生の喧嘩英雄伝を描いた作品。赤井俊文監督をはじめとする若手実力派スタッフと、制作会社CloverWorksがタッグを組み、2024年4月4日からMBS・TBS系28局「スーパーアニメイズムTURBO」枠にて全13話で放送されました。2025年4月から第2期が放送中です。
▶クラスメイトのトラブルを察知 13話
▶級長に推され赤面しまくる桜 12話
▶桜、グループメッセに戸惑う 11話
原作は、にいさとる氏により週刊少年マガジン公式アプリ「マガジンポケット」（講談社）にて連載中の同名漫画。「マガジンポケット」では、人気ランキング首位の常連で、単行本は発売後に即重版を繰り返している話題作です。
この記事では、主人公・桜遥（さくら はるか）をピックアップ。桜の身長や誕生日、声優などの基本情報を始め、桜の名言や過去を紹介します。
目次
- アニメ「ウィンドブレイカー」とは
- アニメ「ウィンドブレイカー」桜遥の基本情報！身長や誕生日、声優などのプロフィール
- 桜遥の強さは？
- なぜ風鈴高校に来たのか？
- アニメ「ウィンドブレイカー」桜遥の過去は？
- アニメ「ウィンドブレイカー」桜遥の名言集
- 桜遥はかっこいい？ファンの反応
- まとめ
アニメ「ウィンドブレイカー」とは
偏差値は最底辺でケンカは最強と噂される風鈴高校で「てっぺん」を獲るために、桜は街の外からやってきます。しかし、風鈴高校は桜が思っていたような不良が集まる場所ではなく、“防風鈴（ボウフウリン）”を名乗り、街を守る集団へ変わっていました。人を傷つける者・物を壊す者・悪意を持ち込む者を粛正する“防風鈴”との出会いをきっかけに、不良高校生・桜の英雄伝説がスタートします。
アニメ「ウィンドブレイカー」桜遥の基本情報！身長や誕生日、声優などのプロフィール
桜は、風鈴高校に入学するため、街の外からやってきた少年です。頭の左側だけ白髪、そして左目が金色のオッドアイという、めずらしい容姿をしています。
不良高校に意気揚々と入学してくるだけあって、喧嘩には自信があるようです。また、腕っぷしだけでなく、固い信念があり、自分を曲げない強さを持っています。
口調が荒く喧嘩っ早い性格ですが、人に褒められると赤くなって照れるなど、意外に初心なところがあります。正義感が強く、忘れ物をした人に荷物を届けたり、誰かが不良に絡まれていたら「誰かのためになにかもしてもロクなことにならねー」と思いつつも気になって助けたりと、悪ぶっていても人の良さが隠し切れない一面があります。
桜遥の基本情報【プロフィール】
■誕生日 4月1日
■身長 169cm
■体重 59kg
■血液型 AB型
■好きなもの オムライス（最近）
■嫌いなもの 野菜全般
（出典：「WIND BREAKER」1巻）
桜は風鈴高校1年1組の生徒で、年齢は15歳です。原作漫画1巻の冒頭では「好きなものは強いヤツ…弱いヤツには興味がない」「弱いのに自分が強いとカン違いしているヤツは…ヘドが出る」と語っています。
また、原作漫画1巻のおまけページによると、制服のほかに持っている服は、1コーディネート分の私服しかないとのこと。ファッションにはとくにこだわりはないけれど、スポーティーな服装が好きなようです。
靴はクッション性のあるハイテクスニーカー、ボトムは細身が好みで、無地や白のTシャツは同じものを5枚持っているとのこと。帽子やサングラスを身につけるのは嫌いだそうです。
また、小銭は直接ポケットに入れる、携帯カバーを付けない、水の味の違い（？）が分かるといった情報も記載されています。
桜遥の基本情報【声優】
桜の声を担当する声優は、内田雄馬（うちだ ゆうま）さんです。2017年に第11回声優アワード新人男優賞、2019年に第13回声優アワード主演男優賞を受賞した経歴を持っています。
代表作は「フルーツバスケット」の草摩夾役、「呪術廻戦」の伏黒恵役、「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」（2023年版）の四乃森蒼紫役などがあります。
桜遥の強さは？
桜はもともと腕っぷしに自信があり、初登場時にはすでに橘ことは（たちばな ことは）に絡んでいた不良5人を一瞬で倒すほどの実力がありました。ただ、守る闘いには慣れておらず、ことはを庇いながら闘う集団戦には苦戦を強いられました。
登校初日に、楡井秋彦（にれい あきひこ）が「学校一ヤバイ人」と評する杉下京太郎（すぎした きょうたろう）と戦闘。杉下は高校入学前から“ボウフウリン”を名乗ることを許されたほどの人物でしたが、桜は杉下の強打を交わして逆に杉下の顎に強烈な蹴りの一撃を入れます。そこへ“ボウフウリン”総代の梅宮一（うめみや はじめ）の館内放送が入り、無傷のまま勝負はお預けになりました。
「力の絶対信仰」を唱える獅子頭連との闘いでは、チームのナンバー2である副頭取・十亀条（とがめ じょう）と対決。ゆるい言動とは裏腹に、目にも留まらぬ素早い攻撃を繰り出す十亀へついていくので精一杯でしたが、「君が偉そうにできるのは強い群れの中にいるから」と十亀に侮辱されたことで桜が覚醒。怒涛の勢いで十亀に反撃を始めます。そして十亀と本気の喧嘩を繰り広げたあと、最後に十亀は正義のない喧嘩にみんなを巻き込んだケジメをつけるため、自ら桜に殴り飛ばされギブアップ。桜が勝利をおさめました。
ここまでは1対1もしくは1対多勢で、身1つで敵に立ち向かっていくのが桜の喧嘩スタイルでした。しかし、各クラスを代表する級長に抜擢されてからは、仲間とともに、街や仲間を守りながら闘うことを意識し始めます。
街の悪評高いチーム・KEEL（キール）との闘いでは、風鈴高校のクラスメイト・杏西雅紀（あんざい まさき）の友人を助けるため、クラスメイト全員でKEELの根城へ。仲間が傷つく姿に動揺しいつもの動きが出せませんでしたが、2年生の助けもあり、KEELとの闘いに勝利します。桜にとっては苦い経験でしたが、これを機に仲間に頼るということを学びました。
なぜ風鈴高校に来たのか？
桜は、喧嘩最強と名高い風鈴高校で、「てっぺん」を獲るためにやってきました。自分は「ケンカしか取り柄のないド底辺の嫌われ者」で、勝ち上がることで自分の価値を感じられると思い、風鈴高校のトップを目指しています。
しかし、現在の“防風鈴（ボウフウリン）”の姿を知り、街を守る活動をともにしていくなかで、少しずつ桜の思う「てっぺん」のあり方が変わり始めます。仲間や街の人々との温かな触れ合いを知った桜は、1人きりの孤独な闘いから、街や仲間を守るための闘いへと、喧嘩の意味が変化していきました。
アニメ「ウィンドブレイカー」桜遥の過去は？
桜は風鈴高校に入学するまで、その奇抜な容姿のせいで、財布を落とした人に届けたら「お前がスったんだろ」と疑われたり、気色悪がられたりと、他者に拒絶され“ヒトリ”でいることが当たり前の日々を送っていました。こうした経験の積み重ねから、せめて自分だけでも「自分に価値がある」と信じられるように、風鈴高校で「てっぺん」を獲りたいと考えるようになります。
桜の過去については、容姿への偏見以外は、まだ詳しい描写がありません。桜の両親も登場しておらず、生い立ちや家庭環境は不明です。そのため、桜の左右の髪と瞳の色が違う理由も、現時点ではわかっていません。
第17話（原作第56話）で、桜と同じクラスの楡井や蘇枋隼飛（すおう はやと）が、風邪で学校を休んだ桜のお見舞いに行き、桜の自宅が登場しました。桜は単身者用と思われる物件に一人で住んでいて、家族がいる様子はありませんでした。
お見舞いにきてもらった経験も初めてのようで、看病しようとする楡井たちの提案を「こんなのいつも一人で…なんとかしてきた」と断ります。その様子からも、長いあいだずっと一人で生活をしてきたことがうかがえます。
アニメ「ウィンドブレイカー」桜遥の名言集
桜には、作中で印象的なセリフを残しています。ここからは桜の名言を紹介します。
「めちゃくちゃかっこいいじゃねぇかあ!!!!」
街を守るために体を張って喧嘩をする“防風鈴（ボウフウリン）”の姿を見た桜が、思わず叫んだセリフです。“防風鈴”の信念に感銘を受け、それまで一匹狼として喧嘩をしてきた桜が、初めて誰かと一緒にいることを考え始めました。（原作漫画1巻第1話）
「自分のため以外のケンカなんて初めてだ…。でも、なんでかわからねーけど…いつも以上に負ける気がしねぇ…」
獅子頭連とお互いのチームの存続を賭け、1対1の５本勝負に挑むことになったときの桜の心のセリフです。これまで桜にとっての喧嘩は、自分の価値を見出すためでしたが、“防風鈴”のメンバーとなり活動をしていくなかで、誰かを守るための喧嘩があることを知っていきます。そんな桜の心の変化や成長がわかる一言です。（アニメ第4話、原作漫画2巻第9話）
「オレは相手が命の恩人でも、どんなに強くても、目を逸らしたり自分を曲げたりしねぇ!!」
獅子頭連との団体戦で、副頭取・十亀条（とがめ じょう）との戦いで発したセリフです。この桜の言葉を受け、頭取・兎耳山丁子（とみやま ちょうじ）のために汚れ役を引き受け続けてきた十亀は目を覚まし、桜と本気で戦うことを決めました。アニメ第4話、原作漫画3巻）
「聞かれたくねーことの一つや二つあんだろ」
第13話（原作第39話）で、KEELとトラブルがあったことを隠す杏西をみて、同じクラスメイトの杏西を助けたいと提案する楡井にいったセリフ。一人でいろいろなものを抱えていた桜だからこそのセリフといえるでしょう。突き放しているのではなく、杏西への気遣いや優しさが感じられる言葉です。
「その格好が悪いわけじゃねぇし、謝ることもねぇだろ」
第18話（原作第62話）にて、“ボウフウリン”四天王との初会合で、持国衆・筆頭の椿野佑（つばきの たすく）と初めて会話したときのセリフ。
男ながらに女子高生の格好をしていることについて、椿野が「ごめんなさいね。慣れてくれるとうれしいわ」と言ったことに対し、桜は「ただ少しびっくりしただけだ」「その格好が悪いわけじゃねぇし、謝ることもねぇだろ」と返しました。人の意志を尊重する桜の誠実な人柄がうかがえるシーンです。
桜遥はかっこいい？ファンの反応
SNSでは、桜に対して「かっこいい」という投稿がたくさん上がっています。一方、強気なのにシャイな面があることから、「かわいい」といった声も多く見られます。
これまで行われたキャラの人気投票では、第1回～第3回ともに2位にランクインし、桜の安定した人気の高さが見てとれます。
▶オムライスを一気食いする桜 4話
▶十亀を圧倒する強さだった桜 7話
▶桜、グループメッセに戸惑う 11話
▶級長に推され赤面しまくる桜 12話
▶クラスメイトのトラブルを察知 13話
まとめ
桜は左右の髪と瞳の色が違う、めずらしい容姿をした高校1年生です。喧嘩で「てっぺん」を獲るため、不良高校と名高い風鈴高校へやってきました。
これまで容姿のせいで他者から拒絶され続けてきたため、勝ち上がることで自分の価値を見い出そうという思いを抱えていましたが、“ボウフウリン”とともに街を守る活動をしていくなかで、少しずつ桜の思う「てっぺん」のあり方が変わり始めます。
口は悪いが凶暴ではなく、正義感が強くて、SNSでも「かっこいい」との声が多いキャラクターです。桜の声は、内田雄馬さんが担当しています。
(C)にいさとる・講談社／WIND BREAKER Project
この記事の画像一覧アニメ『ウィンドブレイカー』1・2期放送回一覧（動画リンクつき）
| 話数 | サブタイトル（タップで動画へ） | 見どころ |
|---|---|---|
| 1 | サクラとフウリン | 桜の大立ち回り |
| 2 | 憧れのヒーロー | 意外とお茶目な蘇枋 |
| 3 | 頂に⽴つ男 | 獅子頭連との悶着！ |
| 4 | 衝突 | 蘇枋の煽り力の高さ |
| 5 | 優しい男 | 「大人の階段のぼろうか」 |
| 6 | その背中を追って | 柊と佐狐の思い出 |
| 7 | 負けられない戦い | ありし日の兎耳山と十亀 |
| 8 | 思いを継いで | 吹っ切れた十亀 |
| 9 | 梅宮の流儀 | 器を見せた頭突き |
| 10 | 対話 | 梅宮、「対話」を語る |
| 11 | 新たな級友【とも】 | 桐生＆柘浦が大暴れ！ |
| 12 | 頼られる者 | 桜、名前を呼ぶ |
| 13 | 友のため | 杏西のため動き出す1-1 |
| 14 | 怒り | 梶の一喝 |
| 15 | 決着 | 2年級長の貫禄 |
| 16 | Re:start | 「好きだからだよ」 |
| 17 | 先輩の教え | 動転梶の全力パンチ |
| 18 | 居場所 | 納豆拒否蘇枋 |
| 19 | 密かな想い | 恋愛センサー大活躍 |
| 20 | 宵の街 | 空から降ってきた美女 |
