【プレミアリーグ】ニューカッスル 4-0 トッテナム(日本時間4月13日/セント・ジェームズ・パーク)
警告どまりでラッキーだった。トッテナムのMFジェームズ・マディソンが、ニューカッスルのジェイコブ・マーフィーの背中に強烈なケンカキックをお見舞いしたのだ。あわや退場というプレーだったが、主審はイエローカードを提示するに留めた。この判定がファンの間で物議を醸している。
0-3という圧倒的リードに焦っていたのか、集中力を失っていたのか、イラついていたのか。61分、マディソンが危険なプレーを犯してしまった。暴力行為を受けたのは、ニューカッスルのマーフィー。マディソンがボールに触れようと高く上げた足がマーフィーの背中に直撃。格闘技を彷彿とさせるキックにその場で悶絶した。
足を高く上げる危険なプレーだったため、一発退場の可能性もあったが、主審のマイケル・オリヴァーはイエローカードを出すに留めた。これにはファンも「どう考えてもレッドやん」「レッドじゃないんだ」「喧嘩キックやん」「カンフーキックすんな」「それはあかん…」「危なすぎる」「足裏モロ入ってるから余裕でレッドだと思った」「完全に頭に血が上ってる」と、判定に納得がいかない様子だった。
なお、マディソンは前節ノッティンガム・フォレスト戦でもライアン・イェーツの腹部を殴ったとして大きな問題となっていた。どちらもVARが介入しなかったため、退場とはならなかったが、物議を醸す危険なプレーだったことは間違いない。
(ABEMA/プレミアリーグ)