【WWE】SMACKDOWN(4月12日・日本時間13日/デトロイト)
米国のリングで飛び出したジャーマンスープレックス“二重奏”の大技に会場は騒然。三つ巴戦で起きた驚異のシーンを日本名「眉山」と伝えた実況も含めインパクト絶大の瞬間が注目を集めた。
新王者コーディ・ローデスのWWE王座次期挑戦者決定戦を決める予選が、3ウェイ形式で開催。ケビン・オーエンズ、レイ・ミステリオ、AJスタイルズが争い、3人で戦う試合ならではの大技が飛び出し会場がどよめいた。
序盤、AJがミステリオを投げた背後でオーエンズがキャッチ、そのオーエンズにミステリオがDDTを決め、さらにスプリングボードからバック転してAJにもDDTを敢行するなど、三つ巴ならではの複雑な攻防に沸き立つ会場だったが、極めつけのシーンが飛び出す。
ミステリオがコーナーを使ってAJに仕掛けるも、AJがキャッチしミステリオのバックを取った。そこに便乗したオーエンズもAJの背後を取ると、2人まとめて投げっぱなしジャーマンスープレックスを敢行。解説の『週刊プロレス』井上光記者が「二重奏ですね…」と唸ると、実況の清野茂樹アナウンサーは「日本のリングでやったら“眉山”と呼ぶのですが…」と解説。
新崎人生とアレクサンダー大塚の徳島県出身コンビが初めて披露した技で、徳島にある山“眉山”が名前の由来と云われる。ファンも思わぬジャパニーズスタイルの大技に「ひとり眉山」「まとめて投げた」「んなバカなw」「3人ともうめー」と反応した。
試合はAJがトップロープ上での攻防から雪崩式の『スタイルズグラッシュ』でミステリオを沈め勝利。もうひとつのトリプルスレット戦を制したLAナイトとの『レッスルマニア』から続く因縁の再戦が早くも実現した。
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(ABEMA/WWE『SMACKDOWN』)