【AFC U-23アジアカップ】U-23日本代表 １－０ U-23中国代表（日本時間４月16日／ジャシム・ビン・ハマド・スタジアム）
プレッシャーのかかるAFC U-23アジアカップ（パリ五輪最終予選）初戦の緊迫した雰囲気のなか、強心臓の男が結果を残した。U-23日本代表のMF松木玖生が、U-23中国代表戦でクロスに飛び込み先制ゴール。ライダーキックのような飛び込みからねじ込んだ先制点に、ファンからは「やっぱうめえな」「すごいな松木くん」と絶賛の声が相次いだ。
注目のシーンはゴールレスで迎えた８分だった。右サイドから攻めたU-23日本代表は、DF関根大輝がボックス内に侵入すると、後方の東京ヴェルディ・MF山田楓喜へバックパス。これを受けた山田は相手DFとGKの間に鋭いクロスボールを送り込むと、松木が左足で飛び込んで合わせて先制ゴールを奪った。
解説を務めた元日本代表MFの水沼貴史氏が、「完璧だ…」と思わず唸ってしまうほど正確なクロスからのシュートだった。
このゴールにファンは興奮。SNSには「松木玖生やっぱうめえな」「すごいな松木くん…」「松木ナイスぅ！」「めちゃくちゃ上手かった！」「インサイドハーフが頻繁にあそこまで入ってくるの凄い！」「ノリにのってる松木もなんだけど、ヴェルディの山田上手いなぁ」「緑の山田楓喜から青赤の松木玖生への、東京ダービーホットライン。オールスターとか代表戦って、こういう楽しさがあるよね」「流石だよ！」など絶賛の声が相次いだ。
松木は所属するFC東京で今シーズンからキャプテンに任命されると、リーグ開幕から７試合連続でスタメン出場を飾り、１ゴール・３アシストの活躍を見せている。Jリーグでの好調ぶりをU-23日本代表でも遺憾無く発揮する活躍を見せた。
U-23日本代表はその後、17分にDF西尾隆矢が報復エルボーで一発レッドカードを食らうアクシデントに見舞われたが、松木のゴールを守り切って１－０で勝利。なんとか勝点３を持ち帰った。
（ABEMA de DAZN／AFC U-23アジアカップ）
